こども達の未来を明るくする会社、株式会社コドミー(東京都杉並区、代表取締役:内山和也)は、保護者の送迎負担を軽減すると同時に保育士の労働環境も改善する “手ぶらで登園 コドミーランドリー”を、株式会社コビーアンドアソシエイツ(本部 東京都目黒区、代表取締役 小林照男)が運営する「コビープリスクールはこざき」と「コビープリスクールつなしま」の2園に試験的に導入しました。
当サービス導入により、同園にこどもを通わせる保護者は送迎の負担を軽減できるようになると共に、保育士の業務負荷も軽減されることにより、よりこども達に向き合った保育が促進されます。
認可保育園コビープリスクール2園でサービス開始
株式会社コドミーが提供するコドミーランドリーを、株式会社コビーアンドアソシエイツが運営する「コビープリスクールはこざき」「コビープリスクールつなしま」の2園で試験的にご利用いただけるようになりました。
「コドミーランドリー」は、園児保護者が毎日持ち帰って洗濯しているこどもたちの衣類や週末のお昼寝用シーツ類の洗濯を代行することにより、保護者の育児負担を軽減します。さらに、保育園で洗濯している洗濯物も同時に請け負うことで、保育士の皆様の労働環境も改善するサービスです。コビーグループは東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・山形で41ヵ所の保育施設・学童施設を運営、経済産業省が実施する「健康経営優良法人認定制度(大規模法人部門)」に3年連続で認定され、経営理念の一つに、スタッフがいきいきと働ける職場づくりや、地域の保育と子育てのリーダーとして、働きながら子育てをするスタッフを支援し、地域社会の模範となる職場環境づくりに努めることを掲げています。
少子化の課題解決には、子育ての負担軽減が必要
手ぶらでの登園風景
こどもの数は年々減少し続けており、23年の出生数は72.7万人*1にまで減少し少子高齢化が加速しています。この課題の背景には、人々のライフスタイルの多様化や物価上昇による可処分所得の減少等により、共働き世帯の割合が急速に増加(73%*2)しており、婚姻世帯が子育てに対して金銭的、時間的、精神的に余裕が持ちづらく、負担が大きいことも原因であると考えています。
*1:厚生労働省 人口動態統計、*2:厚生労働省 国民生活基礎調査より集計
弊社で実施した保育園の保護者向けのアンケート(239名)では、3歳以下の子供を持つ親の、実に86%が送り迎えの荷物の大変さを感じていることがわかっています。当サービス導入により「洗濯物が減り家事の負担、登園の負担が少なくなった」「特に週末のシーツの荷物・洗濯がなくなることが助かっている」「朝の準備時間に持ち物を気にする必要がなくなり楽になった」などの声が挙がっており、サービスのメリットを感じていただいています。
慢性的な保育士不足と保育士労働環境の課題
保育士のストレス軽減により、より安全な保育環境が整う。
誰でも通園制度の施行や配置基準の加算など、子育て世帯の為の法整備が行われていますが、一方で保育士の有効求人倍率は3.54倍と、全業種平均の3倍近い水準*3であり、慢性的な保育士不足が続いています。令和4年度に東京都福祉局が実施した調査*4によると、保育士の離職理由の2番目に「仕事量の多さ」が挙げられており、多岐にわたる業務が保育士不足を加速させています。保育士の業務内容の見直しを通じ、「保育士から選ばれる保育園」になる為の工夫が、保育園経営の目下の課題です。また、保育現場での事故や事件を根絶する為、より保育士の業務量・ストレスを減らし「こどもと楽しく向き合う」ことが、こどもの安心安全やよりよい発育につながるとコドミーは考えています。
*3: R6厚生労働省「職業安定業務統計」 *4: 令和4年度東京都保育士実態調査結果(報告書)
こども家庭庁「保育士の有効求人倍率の推移(全国)」より抜粋
コドミーランドリーはふきんや雑巾、エプロンなど保育園での洗濯物を代行することで、保育士業務の一つである洗濯業務を減らすことができます。洗濯業務は時間換算ではそれほど大きな業務ではないものの、合間合間での洗濯や乾燥の時間を気にしたりなど、ちょっとしたストレスの一つになっていました。サービスを利用している職員の方々からは「細かな作業を省くことができる」「時間を気にしなくてよくなった」など業務効率改善を実感した声をいただいており、日々の業務ストレス軽減につながっています。
サービス導入いただける保育園を募集しています
コドミーはこのサービスを広く普及させていくことで、子育て世帯が抱えている課題や苦労を少しでも解消し、より前向きに子育てができる環境づくりの一助となればと考えております。当サービスによって子育て負担、保育士負担を軽減できる方を少しでも増やしていくため、ご興味のある保育園はぜひお気軽にお問い合わせください。
電話:050-1808-0055
メール:contact@kodomii.jp
コビーグループについて本社:千葉県野田市
設立:1982年10月
代表:小林照男
HP:https://www.coby.jp/
株式会社 コビーアンドアソシエイツ・社会福祉法人コビーソシオは、認可保育園の運営に特化し、東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・山形で41ヵ所の保育施設・学童施設を運営。「Quality Child Care and Solutions」を社是とし、感動を伴う高品質な保育サービスの提供に取り組む。
代表略歴とコドミーについてコドミー=こども達の未来を明るくする
本社:東京都杉並区
設立:2024年1月
代表:内山和也
HP:https://kodomii.jp/
問合せ:contact@kodomii.jp
1984年生まれ。慶應義塾大学大学院科卒。アクセンチュア株式会社に入社し、戦略グループに所属。マネージャーに昇進後退職し、1年間の世界旅行を経て2016年6月に株式会社ミチノバを設立。2020年株式会社AoyamaLabを共同創業し代表取締役に就任、その後2023年7月に同社を退任。仕事をしながら子育てをする中で、育児に関する課題を痛感。世の中の育児に関する課題を解決し、より子育てがしやすい未来を創るため、24年1月にコドミーを創業。