プレスリリース

社員の“ストレス対処力”がエンゲージメント・生産性の向上を後押し!「BOOST」導入企業の初期的エビデンスを公開。

リリース発行企業:Boost Health株式会社

情報提供:




Boost Health株式会社(代表取締役CEO:芳賀 彩花)は、AIツールとコーチングを組み合わせたセルフケアプログラム「メンタルトレーニングクラブ BOOST(以下BOOST)」を利用して、人材マネジメントの課題解決に向けた効果検証を実施し、ストレス対処力の向上がワークエンゲイジメントを高め、生産性向上につながる可能性を確認しました。
2024年にBOOSTを導入実施した企業のうち、一部結果をご報告します。

背景:労働力不足と生産性向上の必要性
日本では2040年までに1,100万人の労働力不足が予測されており、企業にとって 「既存社員の生産性向上」と「人材定着」 が喫緊の課題です。
しかし、「エンゲージメントを高めたい」「不調や離職を防ぎたい」 というニーズはあっても、施策の効果を測定できず、具体的な打ち手が見えない、という企業が多いのが現状です。
一方、世界のメンタルヘルスケアテック市場は約70兆円規模に成長し、エビデンスに基づく人的投資がトレンドとなっています。
BOOSTは、この動向を踏まえ、「ストレス対処力」の向上を軸に、実証データに基づく生産性向上ソリューションを提供しています。

効果検証の概要



「BOOST」利用者は、AIツール×コーチング を活用したプログラムを通じ、自分自身のストレス要因を把握し、解決策を設定・実行することで、ストレス対処スキルを身につけ、パフォーマンス向上に繋げています。

ストレス対処力とは?
「ストレス」と聞くと、メンタルヘルス不調だけを想像されがちですが、実際には 業務負荷・人間関係・環境変化 など、日常業務のあらゆる場面で発生します。
ストレス対処力が高い社員は、以下のような状態を保ちやすく、本来のパフォーマンスを最大限発揮することにも繋がります。
- 意思決定が適切になる(ミス・業務遅延の減少)
- エンゲージメントが向上し、仕事への姿勢が前向きになる
- ストレスをため込まず、不調や離職のリスクが低下する
- 業務効率が向上し、組織全体の生産性を底上げ

BOOSTでは、このストレス対処力「計画立案」「肯定的解釈」「情報収集」「前向きな諦め」など、業務に直結する具体的なスキルとして育成するプログラムを提供しています。
短期間(2-3ヶ月)で効果を実感できるため、スモールスタートが可能です。

本検証は、2024年にBOOSTを導入した企業のうち、日本国内の民間企業3社・従業員45名を対象に実施。「BOOST利用グループ(28名)」と「BOOSTを利用しない比較グループ(17名)」に分け、8週間のプログラム前後でストレス対処力や生産性を比較 しました。
(共著:創発考房バンケ 江川 伊織、立教大学 現代心理学部 心理学科 中島 実穂)

検証結果:BOOSTの利用がストレス対処力を促進し、生産性向上の可能性を確認
以下のBOOST利用後の数値結果から、従業員1人1人のワークエンゲイジメントが高く、ストレスに適切に対処できること(ストレス負荷が高すぎないこと)は、従業員の生産性向上につながる可能性を確認しています。



上記図の1-4について「BOOST」導入企業のデータをもとに、分析結果を以下で解説します。
1. BOOST利用の結果、ストレス対処力が向上
BOOST利用グループでは、前向きなストレス対処方略(計画立案・肯定的解釈・情報収集・前向きな諦め)において比較グループよりも大きな効果量が認められました。
特に、B社(コンサル・企画業務主体)では「計画立案」が顕著に向上するなど、業務特性に応じたストレス対処方略の変化が見られました。




2. ストレス対処ができるとワーク・エンゲイジメント(WE)も高まる
ストレス対処力の中でも特に「計画立案」によるストレス対処が強い従業員ほど、ワーク・エンゲイジメントも高いという関連が見られました。
「BOOST」プログラムでは、従業員がBOOSTの支援を受けながらストレス対処方法を考え、実行するサイクルを毎週繰り返すことで、「計画立案」のストレス対処スキルのスコア向上に繋がります。



 
3. ストレス対処ができると、ストレスは低減する
ストレス対処力の中でも特に「出来事を否定的に捉えすぎず、建設的に解釈する力(肯定的解釈)」によるストレス対処が強い従業員はストレスの実感値も低いということがわかりました。
BOOSTの利用を通じて、出来事を否定的に捉えすぎず、建設的に解釈する力「肯定的解釈」が強化され、従業員のストレス低下に繋がると考えられます。




4. ストレスとワークエンゲイジメント(WE)は、生産性指標と関連
最後に、ワーク・エンゲイジメントとストレスは生産性(※)にどう影響するのでしょうか。
BOOSTの利用者においても、先行研究と同様に、ストレスが低くエンゲージメントが高い従業員ほど、心身の不調によるパフォーマンス低下が起こりにくく、生産性が高い結果になりました。
※生産性は、プレゼンティズム東大1項目版1(【設問】「病気やけががないときに発揮できる仕事の出来を100%として過去4週間の自身の仕事を評価してください。」【計算式】プレゼンティーズム=100% - 回答値)により測定。プレゼンティズムは、健康経営などにおいて最終目標の一つとして広く使われる指標。




検証結果まとめ
本検証結果より、
- BOOSTの利用が社員の「ストレス対処力の向上」につながる
- 「ストレス対処力」はエンゲージメント向上・ストレス軽減させ、生産性向上へとつながる

ということがわかりました。
また、今回公開したデータでは、サンプルサイズが限定的ではありますが、2025年も様々な国内企業にてBOOSTプログラム導入が進んでおります。今後もエビデンスに紐づく検証結果を定期的に公開していきたい考えております。

BOOSTは、「形だけの施策」ではなく、従業員のパフォーマンス向上をデータで可視化し、組織全体の最適化につなげる”エビデンスベース”のサービスです。

〈BOOSTの活用ポイント〉
- 短期間(2ヶ月)からでも効果検証が可能(エビデンスを可視化)
- 30名~の小規模導入で社内展開を見極められる
- 人的資本経営・健康経営施策のKPI改善を定量的に測定・改善可能

エンゲージメント向上・生産性向上に繋げる1歩として、「BOOST」で貴社の組織の状況を可視化・改善してみませんか?
お問い合わせをお待ちしております。
 サービス詳細・デモのご相談はこちら → info@boosthealth.jp
 WEBサイト → https://boosthealth.jp/
詳細を見る
「BOOST」導入は、エビデンスに基づいた人的資本経営の新たなアプローチ






BOOSTはAIを活用したデジタルツールと専属コーチの伴走支援を組み合わせ、社員一人ひとりのwell-beingを支援しながら、組織全体のパフォーマンス向上を目指す革新的なプラットフォームです。

(1)エンゲージメントと生産性の向上
AIを活用したツールで社員の強みや課題を可視化し、最適なコーチングを実施。社員が自律的に成長できる環境を整え、組織の生産性を底上げします。

(2)データドリブンで明確な改善施策を実現
ストレス状態や学習・成長状況を定量的に把握し、人事施策や組織改革に役立つ意思決定が可能。変化の激しい時代にも柔軟に対応できます。

(3)キャリア自律を促進し、人材の主体性を育む
個々のキャリアパスに合わせたコーチングにより、社員が自ら成長をデザインし、イノベーションにつなげる風土づくりをサポートします。

(4)短期間で導入・効果測定が可能
企業規模や業種を問わず、短期間で導入可能。専属コーチの伴走支援により継続しやすく、早期に効果を検証できる点も大きな特長です。
お問い合わせ・詳細はこちらから
定期開催WEBセミナー:次回2025/2/26(水)開催!



参加お申し込み(無料)・詳細はこちら

2025年2月13日に発表された、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」にて、特別賞を受賞した「チームレジリエンス」の著者、池田めぐみ先生をお呼びした特別回です!ぜひご参加ください。

参加お申し込み(無料)・詳細はこちらから
会社概要

詳細を見る

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース