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船橋に旅のカフェ「ボン・ボヤージュ」-旅行と手作り料理を売りに

喫茶店を居抜きでオフィスに活用していた田辺さん(左)が長年の夢を実現した

喫茶店を居抜きでオフィスに活用していた田辺さん(左)が長年の夢を実現した

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 船橋郵便局近くに3月18日、旅をテーマにしたカフェ「ボン・ボヤージュ」(船橋市南本町3、TEL 047-420-0077)がオープンした。

自慢のカレーは日替わり。岡さんのその日の気分によって内容が変わる(関連画像)

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 旅行代理店業を営む田辺厚志さん(45)が、友人の岡幹夫さん(41)を店長に迎え、元喫茶店を居抜きで借りて開いた。店内には、国内外の旅行パンフレットを並べる。店舗面積は約16平方メートルで、席数はカウンター5席、テーブル6席。

 田辺さんは3年前、大手旅行代理店から独立。隣接した喫茶店とスナックの2軒を借り、内装はそのままに事務所として利用していた。「学生時代 から飲食店を構えるのが夢だった」という田辺さん。料理ができないため、飲食店を経営する夢は諦めかけていたが、「料理が趣味」という岡さんが勤めていたバス会社を退職するという話を聞き、一緒に店を始めようと誘った。

 コーヒー好きの田辺さんが、こだわりのある豆を津田沼の珈琲豆専門店「プレジーコーヒービーンズ」から仕入れ、フレンチプレスでコーヒーを入れる。料理が好きで、「カレーもミートソースも全て手作りでなければ気がすまない」という岡さんが料理を担当する。

 ブレンドコーヒー(400円)のほか、「キーマカレー」「チキンカレー」「鳥の骨付きカレー」など日替わりカレー(500円)と「タコライス」(600円)、「スパゲティ」(700円)などのフードメニューをそろえる。

 コーヒーカップは、前オーナーの置き土産を使う。「ウエッジウッド」など海外のブランド品40セットを相手の好みに合わせて使い分ける。「知り合いが気軽に来てコーヒーを飲みながら、旅行のプランを立てられるような店にしたい」と田辺さん。

 5月には運転代行のサービスも開始予定。店で飲酒しても運転代行で安全に自宅まで送り届けるサービスも視野に入れている。「将来は、店の常連さんと一緒にバスツアーを企画したい」とも。

 営業時間は11時30分~19時。土曜・日曜・祝日定休。

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