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79歳・米澤清彦選手がマスターズ陸上競技で前人未到10連覇 市長訪問

左が米澤選手

左が米澤選手

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 船橋市在住の陸上選手・米澤清彦さん(79)が9月22日~24日に鳥取市で行われた「第39回全日本マスターズ陸上選手権大会」のM75クラス3000メートル競歩で優勝し、10連覇の偉業達成報告のために船橋市役所を訪問、松戸徹市長と対談した。

超人の足を触って感動する松戸市長

 米澤選手は、高校時代から水泳選手として活躍。59歳の時に下半身の強さを見込まれ陸上に転身。65歳で競歩の選手として大会に出場するようになった。69歳で全日本マスターズ陸上選手権大会初優勝を遂げ、今回で10大会連続優勝という前人未到の偉業を達成した。

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 初優勝の年に完成した坪井近隣公園をホームグラウンドとして練習し、「市に掛け合って、トレーニングに便利なよう、100メートルごとに杭を打ってほしい旨を伝えたところ、すぐに対応してくれた」と振り返る。コーチやトレーナーをはじめ、周囲の人や環境のおかげで偉業を達成できたと終始笑顔で報告した。

 今大会では、2位以下に1分以上、距離にして200メートル以上の差をつけての優勝だが、これまでの国内大会では2~4位の選手に負けたこともあったと明かす。

 今大会の勝因について「競歩には3つの戦いがある。審判と自分とライバル。今回自分は審判とは戦わず、ライバルとも戦わなかった。一つ上のクラスのM70(5歳若いカテゴリー)の選手を目標にして食らいついたのが勝因」と力強く話した。

 対談を終え、松戸市長は米澤さんの鍛え抜かれた足を触り「自分の体が情けなくなる」と米澤選手の超人ぶりをたたえた。松戸市長は「100歳で優勝できたら『米澤ロード』を作りましょう」と、冗談を交えて約束。M80という新しいチャレンジに向けて、来年以降もタイトルを守ることを約束して会場を後にした。