タピオカドリンク専門店「瑪蜜黛(モミトイ)」(TEL 047-460-0065)の1号店が2月15日、JR船橋駅直結のシャポー船橋(船橋市本町7)1階にオープンした。
「瑪蜜黛」は、クレープのチェーン店「MOMI&TOY’S」が新たに立ち上げる新ブランドのタピオカドリンク専門店。従来からMOMI&TOY’Sでクレープとともにタピオカドリンクを提供してきた。2008年からは台湾でクレープ店を展開してきたつながりもあり、MOMI&TOY’Sを経営するアルテゴ執行役員の村上壮介さんは「新業態としてのタピオカドリンク専門店の構想は以前より温めていた」と話す。店舗面積は5.7坪。テークアウトのみ。
今回、シャポー船橋から出店の打診を受け、以前からの構想をもとに1カ月半ほどでブランド立ち上げに至ったという。「船橋駅は千葉県内2位の乗降客数を誇る駅だが、周辺にはタピオカドリンクを提供する店がまだ少ない。これは大きなビジネスチャンスであると判断した」と村上さん。シャポー船橋を運営するジェイアール東日本都市開発の大橋さんは「瑪蜜黛の出店を通じて要望の強かったスイーツのラインナップ強化を図り、お客さまにさまざまなグルメを楽しんでいただける場所にしていきたい」と話す。
同店はスイーツブランドならではのタピオカドリンク専門店で、果物やホイップクリームなども使い「特製イチゴミルク」(Mサイズ、530円)や「蒼いお茶~ブルーハーブティ~ホイップミルクティ」(同、520円、以上税別)など、写真映えも意識したメニューを提供する。
タピオカの触感や香りを最大限に生かすため、注文後に目の前でじっくり煮込んだ熱々のタピオカを提供するのが特徴。「目の前で出来たてを提供することで生み出されるシズル感を大切にしたい」と村上さん。
店名は2008年から台湾でのクレープ店展開を行うために設立した現地法人の名称から。村上さんは「店名には、台湾で10年以上ビジネスをさせていただいている感謝の気持ちも込めた。現在は日本での第二次タピオカブームが起こっているが、そのブームが落ち着いた後にも生き残れるブランドに育てていきたい」と今後の展望を話す。
営業時間は10時~21時。営業日はシャポー船橋に準ずる。