陸上自衛隊習志野駐屯地(船橋市薬円台3、TEL 047-466-2141)の演習場で1月12日、「降下訓練始め」の一般公開を行う。
「陸上自衛隊の精鋭部隊」とも呼ばれる第1空挺団による「降下訓練始め」は、1年間の降下訓練の安全を祈る「開傘祈願祭」として部隊内で1969(昭和44)年から行われている。一般公開は1974(昭和49)年から続いている。
同駐屯地の一般開放は、「降下訓練始め」のほか、「周年祭(駐屯地桜まつり)」「駐屯地納涼夏祭り」の年3回のみで、迫力ある訓練を間近で見ようと近隣住民をはじめ遠方からもファンが駆け付ける。昨年は約1万人が来場した。
今年の公開訓練のテーマは昨年に引き続き「日米空挺の絆」。例年通り約400人の隊員が参加するほか、米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」も参加する。会場では訓練で使った備品の展示や、自衛隊グッズなどを販売する模擬を出店する予定。
開催時間は8時30分~16時。駐車場は数に限りがあるため、公共交通機関での来場を呼び掛けている。荒天中止。