船橋に本社と工場があるパン店「ピーターパン」(船橋市海神3)のパンと石井食品(本町2)の主力商品である「ミートボール」を使ったコラボパンが1月から販売されている。
ピーターパンでは千葉県産ハムやウインナー、チョリソーのほか、県産のプライベートブランド卵「桜色たまご」、白子町の葉タマネギなど、県産の素材を使った商品を積極的に開発・販売している。県産素材を使った商品の開発について、同社スタッフは「地産地消を心掛けているほか、千葉を元気にしたいという思いから、そうした商品が生まれている。千葉にはおいしいものがこんなにあるんだということを知ってもらうだけでなく、消費者側からしても、千葉県産のものを購入することで『千葉県を応援している気になれる』との声も上がっている」と話す。
「石井食品のミートボールを使った商品は、工場があるのと同じ八千代の店が開発した商品。そのため、商品化した最初は八千代の店のみで販売していた」とも。「中には、『あの、イシイのおべんとクンで有名なミートボールの会社が船橋にある会社だとは思ってもいなかった』と話す人もいるので、地元・船橋の企業を知るきっかけにもなるのでは」とも。
商品名は「たっぷりミートボール」(230円)。石井食品のテリヤキミートボール、ほうれん草、ごまをトッピングしたもの。ピーターパンJr. シャポー船橋店(本町7)では扱っていない。
船橋市内の企業とのコラボ商品としては、このほか、すがはら園(船橋市芝山)の甜(てん)茶とコラボした「甜茶フランス」がある。