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船橋にラーメン店「麺屋 咲」 4種類の油使い分け、仕上げは2種類の香味油

店舗外観

店舗外観

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 京成線東中山駅近くに2月18日、ラーメン店「麺屋 咲(さく)」(船橋市東中山2、電話なし)がオープンした。

店主の福田真士さん

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 店主の福田真士さんは市川市出身。東京のラーメン店で修業後、両親が市川市で中華料理店を営んでいることもあり、いつか自分の店を持ちたいという思いがあったという。独立を考えていた際、東中山のラーメン店「とものもと」店主の市原朋宏さんと出会った。

 福田さんは独立を考えていたタイミング、市原さんは東海神に移転を考えていたタイミングだったこともあり、居抜きで店を営業することができたという。店舗面積は8坪。席数はカウンター席7席。店名の「咲」は福田さんの子どもたちの名前に使っている漢字だったこともあり、妻と相談して決めたという。

 市原さんから、同店は住宅街に位置し会社の寮が多いことも聞いていたといい、「オープン1カ月になるが、平日の夜は寮に入る独身男性の来店が多く、週末は家族連れが多い」と福田さん。

 ラーメンはしょうゆ味と塩味の2種類を用意。ラインアップは、「中華そば」(800円、トッピング=豚の肩ロース、バラ各1枚)、「味玉中華そば」(900円、トッピング=豚の肩ロース、バラ各1枚、味玉1個)、「特製中華そば」(1,050円、トッピング=豚の肩ロース、バラ各2枚、味玉1個、ワンタン2個)。

 チャーシューは手作りの豚肩ロースと豚バラの2種類。豚肩ロースは低温調理で、豚バラは薫製仕上げ。油を4種類使い、2種類はスープに溶け込ませ、後の2種類は仕上げに器の手前と奥にそれぞれ入れる。手前に入れるのは特製シイタケ油、奥に入れるのは特製金目鯛油という。「食べ方を一人ひとりに案内している。まず手前、奥と別々に味わってもらい、徐々に混ぜ合わせ味の変化を楽しんでもらいたい」と福田さん。

 「街に溶け込めるような、アットホームな店にしたい」意気込む。

 営業時間は、11時30分~14時30分、18時~21時(夜営業は月曜・火曜・金曜のみ)。木曜定休。

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