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船橋・山口横丁で15年、「本町 轟」が3月末で閉店へ 県産食材にこだわった店

常連客からも名残を惜しむ声が多数上がる

常連客からも名残を惜しむ声が多数上がる

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 船橋駅南口の繁華街「山口横丁」で15年間営業を続けてきた居酒屋「本町轟(とどろき)」(船橋市本町4)が3月31日に閉店する。

飲食店激戦区の山口横丁で15年

 同店は、古紙回収・有価物回収事業の「リーガルサービス」(南海神1)が飲食部門として経営する。社長の中野陽介さんが「地元の網元が取った魚を扱う店」として2005(平成17)年3月3日に開店。その後、その日揚がった魚を新鮮な状態で提供し、「地元の魚をおいしく食べられる店」と口コミで繁盛した。

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 現店長の中山雄一さんは開店当時、すし職人として修業中の身だったが中野さんに見込まれ21歳の若さで同店に合流。間もなく店長を引き継いだ。「船橋だけでなく千葉県内の農水産物、地酒を扱う店にしたい」と地道に訪問を重ね、船橋の漁師・農家に加え、多古町の三元豚、香取市佐原の水郷赤鶏など県内中心に、素材の仕入れ先は茨城県や静岡県まで広げた。

 幅広くそろえる地酒も、蔵元を一軒一軒訪ね歩き開拓したという。独自に蔵元マップや地酒を紹介するメニューやPOPを作製。実際に見て・感じたことを紹介し、地酒と地の食材、地の料理を提供するスタイルを定着させていった。

 生産者の「思い」と「こだわり」に共感し、それに合わせた料理を提供するスタイルに、熱烈なファンがついた。「予約をしなければ、なかなか入れない店」としても定着してきたところでの閉店の話だった。

 中山さんは「間もなく店の賃貸契約満了。それに合わせ、冷蔵庫などの機材故障やスタッフ体調不良なども重なり3月末での閉店を決めた」と話す。

 営業時間は、平日=17時~23時30分、土曜=16時~23時。日曜定休。

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