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船橋の和菓子店「扇屋」、疫病退散祈願の練り切り「アマビエ」発売 SNSで反響

こし餡入りの「アマビエ」。消費期限は4日間

こし餡入りの「アマビエ」。消費期限は4日間

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 船橋の和菓子店「御菓子司扇屋」(船橋市松が丘4、TEL 047-465-6716)が5月3日、疫病退散祈願の練り切り菓子「アマビエ」を発売し、SNSで「かわいい」などと話題を集めている。

「扇屋」の外観

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 1966(昭和41)年創業の同店。先代の「喜ばれるおいしいお菓子を作りたい」という思いを受け継ぎ、現在は坪田知之さんが店主を務める。「見てきれいで、食べておいしい和菓子を」との思いで日々和菓子を作り続けているという。

 同店の和菓子は、船橋らしさや千葉らしさを大切にしている。梨やのりなど船橋の原材料を使うほか、同店の商品「船橋名産菓梨の里」「船橋ばか面おどり」は2015(平成27)年度に「ふなばし産品ブランド」として認証されている。

 昨今の新型コロナウイルスの影響で、坪田さんの妻・智子さんは「長年頑張ってきたのに、こんなところで負けたくない。和菓子業界でアマビエチャレンジというのがあったので、コロナの終息を願って私たちも作った」と話す。

 アマビエは江戸時代の妖怪とされ、一説によると「疫病が流行したら私の姿を写して人に見せれば、病から逃れることができる」と告げて海に消えた妖怪といわれ、多方面で話題になっている。

 同店では終息を願って、練り切りでアマビエを表現。ツイッターで「(アマビエの)姿に、作りながら思わず笑みがあふれてしまい、束の間の幸せを感じた。本当に大変な毎日だが、和菓子を食べて笑顔になっていただければ」とコメントを添えて配信した。

 智子さんは「通常ならツイッターの『いいね』は30~40程度なのに、アマビエの紹介をしたツイートには現在までに950を超える『いいね』を頂き、すごいことになっている」とその反響に驚いた様子を見せる。

 坪田さんは「一つ一つ手作りしているので、1日でそれほど数が用意できない。午後には売り切れてしまうことも多い」と話す。

 価格は1個260円。現在の営業時間は9時~18時。水曜定休。

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