石井食品の運営するコミュニティースペース「Viridian(ヴィリジアン)」(船橋市本町2、TEL 0120-35-3220)が現在、地域のハンドメード作家が作品展示や販売を行えるレンタルスペース棚を展開している。
同スペースは「食文化・健康・福祉」をテーマとしたコミュニティーハウスとして2014年にオープン。キッズスペース併設のレストランや、食品販売、本の貸し出し、イベントスペース運営などを通じて地域住民の憩いの場として親しまれてきた。
新型コロナウイルス感染拡大以降も、電源とWi-Fiを備えたテレワークスペースとしての利用プランや、自宅から参加できるオンライン料理教室の開催など、新しい生活様式に対応しながら地域との交流を積極的に展開している。
今回のレンタル棚も、ハンドメード作家の作品展示を通じて、「人と人、人と食をつなげる場所であり続けたい」との思いから立ち上げた。
同施設責任者の中澤美幸さんは「新型コロナウイルス感染予防対策に伴い施設内のレイアウト変更をする中で、スペースに余裕ができた棚を何か利用できないか考えた」と話す。
7月から試験的に社員の友人のハンドメード作家の作品を展示していたが、8月から一般利用を開始。近隣に住むハンドメード作家など、現在4人の作品を展示しており、展示作品はその場で販売も行う。
レンタル棚の大きさは、横116.5センチ×高さ41センチ×奥行き20~25センチ。1カ月単位での契約で、1スペース当たりの利用料金は500円(作品販売手数料は無料)。