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船橋の会社がマスク用ファン「Smart Fan」開発 ウィズコロナを快適に

山野井康友さん(右)と娘の麻衣さん。二人とも「Smart Fan」を着用している

山野井康友さん(右)と娘の麻衣さん。二人とも「Smart Fan」を着用している

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 電子部品・モジュールの開発・試作・製造・販売を手掛ける「スマートセンシング」(船橋市丸山4、TEL 047-767-8178)が8月17日、マスク用ファン「Smart Fan」のクラウドファンディングサイトでの販売を開始した。

マジックテープもセットされている

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 コロナ禍でマスクを付けることが日常となった現在、熱中症の危険が懸念され、皮膚のトラブルに悩む人も増えている中、マスクを快適に着けていられるようにと開発した。小型・軽量・薄型のファンを内蔵し、マスクの内側に付けることで、マスクを通した空気がマスク内を循環する。ファンが回っている音や風は気にならないといい、外側からもファンを付けていることが分からないくらい目立たない作りも特徴。「着けているのを忘れるくらい。眼鏡が曇らないのもうれしい」と、同社社長で同商品の開発者である山野井康友さんの長女・麻衣さん。

 康友さんは「ウィズコロナでマスク着用など新しい生活様式が求められる中、少しでも日常を快適に過ごすことができるようにお手伝いしたいと思っている」と話す。

 康友さんは、20年以上にわたり日本国内及び米国の半導体メーカーでアナログ・ミックスド・シグナルICの設計に携わり、さらに約10年、センサやアクチュエータと呼ばれる製品の開発に携わってきた。諸外国の顧客や開発エンジニアたちと一緒に仕事をし、約6年半は香港で単身赴任生活をしてきたという。

 2013(平成25)年に独立し、同社を設立、麻衣さんや妻と経営している。当初は関係会社の請負で仕事を受注していたというが、自社開発にも乗り出し、同商品は、空気の状態が可視化できる「スマート エアーモニター」、空調システムなど風の流れが可視化できる「超小型環境センサ」に次ぐ3作目となる。

 今回開発したファンのサイズはW37ミリ×D37ミリ×H12ミリ。重量14グラム。連続動作時間は約4時間。騒音は33dBで、これはささやき声程度になる。デスクワークでの実験時の比較によると、ファンをオンにするとマスク内温度はマイナス0.4度、湿度はマイナス15%になる。

 販売価格は1台3,200円~(税・送料込み)。販売場所はクラウドファンディングの「Makuake」内。

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