船橋商工会議所青年部主催の講演会「一緒に探そう！！向こう側にある新しい形」が9月15日、船橋市民文化ホール（船橋市本町2）で開催される。

特別講演会の案内チラシ

　講師は、小泉政権下で経済財政政策担当大臣、金融大臣、総務大臣などの補佐官・政務秘書官を歴任、不良債権処理や郵政民営化などの構造改革推進に寄与し、今年から菅政権で内閣官房参与に就任した岸博幸さん。

　推進する青年部ビジネス交流委員会の委員長を務める大矢倫子さんは「この時期だからこそ、私たちの団体だからこそ、会場でリアルな講演会を実施する必要がある」と話す。

　講演のテーマは委員会メンバーと話し合い、「今、聞きたい」こととした。設定したテーマ「私たちの仕事はどうなるのか？」「日本経済は回復するのか？」「地方分権と地域活性化は？」「コロナに負けない生活様式とは？」「ダブルワーク時代は来るのか？」「物価が高い」などについて、岸さんが話をする。

　「実行委員会メンバーの中でもリアル開催についての是非が出た。私たちが経営者として率先してリスクを取り払い、然（しか）るべき対策をして開催することで、『きちんと対策すれば開催できる』という気付きを得てほしいと思う。船橋が元気な街に戻ってほしいという願いを込めて開催に向けて努力していく。岸さんともオンラインで打ち合わせたが、リアルな会場の方が、空気感が伝わると快諾いただいた」と大矢さん。

会場ではマスクの着用、手洗い・手指消毒、検温、ソーシャルディスタンスなどを取り、1000人収容の会場に半数の500人を定員として開く。

　17時30分開場、18時15分開演。入場無料。専用QRコードで予約を受け付けている。