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船橋ゆかりの3選手が東京オリンピック体操競技でメダル獲得

船橋市役所前に設置された看板。ここで写真を撮る人の姿も

船橋市役所前に設置された看板。ここで写真を撮る人の姿も

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 東京オリンピックの体操競技で、市立船橋高校出身の橋本大輝選手(順天堂大学2年)、船橋市出身の谷川航(わたる)選手(セントラルスポーツ所属)、萱和磨選手(セントラルスポーツ所属)が7月26日、オリンピック男子体操競技団体決勝では銀メダルを獲得した。橋本選手は7月28日に行われた個人総合と8月3日に開催された種目別鉄棒で2つの金メダル、萱選手は8月1日に開催された種目別あん馬で銅メダルも獲得した。

2019年撮影。(左から)橋本選手、谷川翔選手、松戸市長、谷川航選手、萱選手

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 橋本選手は成田市出身で、市立船橋高校を卒業、谷川選手は健伸幼稚園(船橋市丸山)、法田中学校(藤原7)、市立船橋高校を卒業、萱選手は船橋市出身で市立習志野高校卒業。

 千葉県出身の選手が、夏のオリンピックの個人種目で金メダルを獲得するのは、1988(昭和63)年のソウル大会競泳男子100メートル背泳ぎの鈴木大地さん以来となる。

 高校時代に指導していた市船体操部監督の大竹秀一さんは「いつも通りというのが難しいが、練習してきたことを信じていつも通りのことが出し切れ素晴らしい。魂のこもった演技で、演技後の表情も本当に良かった」と喜びを表した。

 市船体操部の現部員たちから応援メッセージも届けたという。「卒業生の橋本選手と谷川選手、萱選手の活躍が市船の生徒たちだけでなく、子どもたちの成長につながると思う。パリを目指してまた頑張ってほしい」と期待を込める。

 萱選手を小学校3年から6年まで指導したUSJ船橋ジュニア体操クラブ(習志野4)の田沼寛文さんは「萱選手の失敗しない強さがメダルを勝ち取った要因だと思う。これからの日本を背負っていく世代。今回の結果をしっかりと受け止め、パリ五輪では団体金メダルを目指して頑張ってほしい」と喜びと共にをエールを送った。

 船橋にゆかりのある3選手がオリンピックで快挙を成し遂げたことを祝い、船橋市役所入り口にはメダル獲得をたたえる記念の看板が設置されている。

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