京成船橋駅から徒歩3分の場所に9月5日、とんかつ専門店「豚勝丼専門店 船橋たちばな」(船橋市本町1)がオープンした。「ちょいちょい船橋店」のランチタイムを活用した二毛作業態となる。
居酒屋「ちょいちょい船橋店」が二毛作営業 昼はカツ丼専門店に
売りは「とじないカツ丼」で、「とんかつは低温調理で柔らかさとジューシーさを追求した」という。米は特Aランク「さがびより」を使い、卵は市内養鶏園「奈良養鶏園」(馬込町)の「奈良たまご」を使う。
同店を経営する「絆」社長の橘内(きつない)司さんは「以前からとんかつ店をやりたいという思いがあったことと、このコロナ禍で飲食店が盛り上がっていくためにも、二毛作ビジネスを率先して取り入れ、船橋の飲食業界をさらに盛り上げたいという思いがあった。船橋はまだまだ二毛作が浸透していないように思う」と話す。
「たちばなの営業時間は居酒屋の雰囲気をできるだけ消すようにし、テーブルレイアウトも変えている」と話すのは「たちばな」店長の太田和志さん。居酒屋営業時間は約17坪の店内に、カウンター3席、2人掛けテーブル5卓、4人掛けテーブル5卓を用意するが、昼は、カウンター4席、2人掛けテーブル5卓で営業する。
雰囲気を変えるため、壁にロールスクリーンを設置。昼の時間は壁に貼られた居酒屋メニューが隠れるよう、スクリーンを下ろして営業する。「1人客も入りやすい雰囲気にしている。夜の居酒屋営業時間帯は来られなかったというお客さんが、『たちばな』にお越しになることもある」と太田さん。
メニューは「豚勝丼(みそ汁、漬物付き)」(1,100円)。だし卵増量は200円、卵の黄身だけ追加は150円。今後は期間限定メニューなども設けていくという。
営業時間は11時~15時。木曜・祝日定休。