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千葉ジェッツふなばしに「ミクシィ」資本参加 1万人規模のアリーナ建設目指す

東地区2年連続優勝を決めた千葉ジェッツ

東地区2年連続優勝を決めた千葉ジェッツ

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 船橋市に本拠地を構えるプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」が4月14日、船橋アリーナ(船橋市習志野台7)での「アルバルク東京」との試合で東地区優勝を決め、試合後の会見で「1万人規模のアリーナ建設」を目的にIT大手「ミクシィ」と資本提携すると発表した。

1万人規模のアリーナを自前建設すると表明する島田慎二社長

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 この日の試合は得点の取り合いとなるハードな試合展開だったが、「千葉ジェッツふなばし」は終始10点差以上をキープする安定の試合運びで、昨年のBリーグ覇者「アルバルク東京」を下しレギュラーシーズン2試合を残しての東地区優勝を決めた。

 試合後の会見で、選手やヘッドコーチらのインタビュー後に運営会社「千葉ジェッツふなばし」の島田慎二社長が「中長期戦略の発表」と題して3つの方針を明らかにした。

 1つ目が1万人規模のアリーナ建設。B1東地区優勝、天皇杯全日本バスケットボール選手権大会3連覇などの実績を経て、同チームの全試合が5000人を超える来場者があり毎回立ち見が出る現状を明かし、「なるべく早い時期に1万人規模のアリーナを自前で建設する」と発表。

 アリーナ建設後、「バスケットボールだけでは年間35試合程度。コンサートやコンベンションなどの利用も誘致していく。ビジネスとして、ハードもソフトもクラブが運営していくモデルは恐らく日本初」とも。

 2つ目の方針「ミクシィ」の資本参加について。「我々だけではアリーナ建設は実現可能性が低い」とパートナーを探していたところミクシィが浮上。和製SNS「mixi」やスマホゲーム「モンスターストライク」のヒットなどで知られるミクシィは、次の投資先としてプロスポーツを視野に入れていたという。

 出資比率は明らかにしていないが「過半数以上」ミクシィ社の出資になる予定。同社とチームの運営方針に大きな変更点はないという。「日本を代表するスポーツチームに相応しい、世界に誇れるアリーナを建設する」と木村社長。

 3つ目の方針として経営陣の強化を挙げた。外資系ファンド出身の米盛勇哉さんを取締役に据えるほか、複数領域で外部から優秀な人材を確保していくと発表した。

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