アジアンバル「いずまる」(船橋市本町5)が7月29日、JR船橋駅北口近くにオープンした。
鎌ケ谷市出身で店主の泉幸慶(たつのり)さんは、アパレル系企業や居酒屋で勤務後、都内のバーで修業も積んだ。その後、新規店舗の立ち上げを手伝った際、調理場仕事の経験不足を痛感し、「調理場の仕事をもっと勉強をしなくては」と思っていたところ、「アジアン食堂ジェーン」(船橋市本町)オーナーの矢口さんからの声掛けで調理場仕事を一から教わることになったという。泉さんは7年間、矢口さんの下で、調理場、接客、経営や宣伝について学んだ。
オープンに至った経緯について、泉さんは「今回の物件を見つけた時、師匠(矢口さん)から、やってみなさいと背中を押してもらった」と話す。
店舗面積は約15坪。店内は木目調で落ち着いた雰囲気を演出する。席数は、テーブル席が2人掛け3卓、4人掛け2卓、3人掛け1卓の全17席。店名は、泉さんのあだ名「いずまる」から名付けた。
メニューはタイ料理を中心にそろえ、海鮮春雨サラダの「ヤムウンセン」(700円)が一番人気という。「トウガラシは香りを楽しんでいただけるようフレッシュなものをつぶして使っている」と泉さん。「辛さや香草類が苦手な人にも対応するので、気軽に言っていただければ」とも。
ドリンクは、アジアンビールをはじめ、ワイン、サワー、カクテルなど幅広く取りそろえる。
営業時間は18時~翌3時。