ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町、TEL 047-457-6627)で3月1日から、船橋市とデンマーク・オーデンセ市の姉妹都市提携30周年を記念するイベントを開催している。
イベントでは、姉妹都市オーデンセ市があるデンマークを中心として活躍する海外アーティスト3組による北欧ミュージックライブを開催する。初日の3月1日は女性ストリングス(弦楽器)デュオ「Sofie & Leanne(ソフィー&レアンネ)」が、吹き抜けになった会場「イベントドーム」に登場。箏(そう)に似た楽器で、弦を弾いて音を出すカンネルとバイオリンで、デンマーク・ファノ島の伝統音楽の演奏を約40分披露した。今回が初来日だというバイオリニストのソフィーさんは「日本人との交流もとても楽しみにしていた」と言う。終演後には演奏者と観客との交流時間も設けられ、ライブの感想や互いの国の文化について歓談する姿も見られた。
同園では、3月8日と20日にも、それぞれ別のアーティストを招いて音楽ライブイベントを予定している。
3月15日には姉妹都市提携30周年を記念して新たに制作された人魚姫像の除幕式が行われるほか、日本の劇団による歌劇「おやゆび姫」の上演も行われる。
同園は新型コロナウイルスによる感染症拡大防止のため、園内にある「子ども美術館」と「童話館」が3月16日まで利用休止となっているが、そのほかの施設は、換気やこまめな消毒などの対策を実施し、通常通り営業している。