見る・遊ぶ

船橋・飛ノ台史跡公園博物館で「縄文国際コンテンポラリーアート展」

縄文と古代マヤのアートがつながる国際コンテンポラリーアート展

縄文と古代マヤのアートがつながる国際コンテンポラリーアート展

  • 0

  •  

 船橋市飛ノ台史跡公園博物館(船橋市海神4)で現在、「第11回 縄文国際コンテンポラリーアート展」が開催されている。

[広告]

船橋・飛ノ台の縄文遺物とマヤ文明の源流にインスピレーションを受けた日本とメキシコのアーティストらが作品を展示発表し、縄文とメキシコ・マヤが現代アートでつながりを見せる。

公園内には清水雄一さんの野焼き作品「大きな手」、館内のギャラリーにはメキシコから7人の作品を展示。3階には杉原信幸さんの土器や貝を並べ縄文人の星座をイメージした作品など日本人作家9人の作品を展示している。

毎年夏休み期間に行われている「縄文とあそぼ」企画では、勾玉(まがたま)や縄文アクセサリー・土器などを作るワークショップや、火おこしから始め土器で料理を作る縄文アート収穫祭が今年もにぎわいをみせたという。

同館では常設展示として2階展示室で、7000年前の土器や1938(昭和13)年に全国で初めて見つかった炉穴(住居内調理場)、1993年に男女2体が抱き合うような形で発見された合葬人骨の模型、竪穴住居など飛ノ台貝塚から発掘された遺物を中心に展示。

 3階では7000年前の貝がらや市内出土の土器片に触れるコーナー、藤原観音堂貝塚から発掘された3000~4000年前の犬の骨を基に復元された模型、市内最古(約1万年前)の貝塚「取掛西貝塚(飯山満町1・米ヶ崎町)」の実物の貝層などを展示。全長約2センチの県内最少級の土偶から最大級の土器など、市内で発掘された縄文時代の貴重な遺物を紹介している。

期間中、土曜・日曜を中心に数々の縄文体験ワークショップを開催。10月5日からは、毎週水曜日18時30分よりFACEビル6階きららホールで、全4回にわたる「縄文大学」を開講し最新の考古学研究を届けていく予定だという。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース