船橋市出身の西川僚祐選手(18)が12月7日、千葉ロッテマリーンズから5位指名を受けたことを松戸徹市長と松本文化教育長に報告するため、市役所(船橋市湊町2)を訪れた。
西川選手は古和釜小学校・古和釜中学校出身。現在は東海大学付属相模高校3年。身長186センチ、体重100キロという恵まれた体格で右の強打者、高校通算55本塁打の記録を持つ。
7歳年上の兄の影響で野球を始め、小学校1年で軟式少年野球チーム「薬円台リトルスター」に入団。小学校6年の時には176センチあり、同席した同チーム監督の末水隆さんは「打つと柵を超えてしまうので、あまり思いっ切り打たないようにと言ったこともある」と振り返る。
中学時代は硬式野球チームの「佐倉シニア」に入団。3年ではキャプテンも務め、全国大会の「ジャイアンツカップ」決勝では、優勝に導くホームランを放った。
高校は神奈川県の強豪校である東海大相模高校に進学。高校1年夏の大会からベンチ入りし、試合で敬遠をされたことがあるほど強打者として知られていた。今年の甲子園高校野球交流試合では4番バッターで出場した。
高校時代を振り返って西川選手は「自分の納得のいく高校野球ではなかったので、今は楽しみというより不安な気持ちの方が大きい」と話す。「いろいろなポジションができるようにして、全体的にレベルアップして打率も残したい。いずれは日本代表になりたい」と意気込みを話した。
松戸市長は、ZOZOマリンの試合で開催される年に1度の「船橋デー」に触れ、「地元チームなので活躍を期待している。船橋デーで会えたらうれしい。体調に気を付けてがんばってほしい」と話した。「明るい性格だと聞いている。アスリートにとって明るい性格というのはとてもいい。体調に気を付けて、少年野球をやっている子どもたちの目標になるような選手になってほしい」とエールを送った。