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船橋市内の農作物の通販サイト「エコチョク」開設 エコファーマーなどが出品

ファームコネクトのメンバー(左から)後藤さん、村瀬さん、石井さんと農家の田中さん

ファームコネクトのメンバー(左から)後藤さん、村瀬さん、石井さんと農家の田中さん

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 農園のPR支援事業を手掛ける「ファームコネクト」(船橋市二和東)が農産物の通販サイト「エコチョク」を開設して1カ月が過ぎた。

重兵衛農園が使用の箱には「船橋エコファーマー」のロゴと千葉県が発行する認証マークが

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 同サイトは公的に認定を受けている農家「エコファーマー」のほか、有機JASやHACCPなどの国の認定制度をクリアしている農業者の作物のみが出品できる通販サイト。エコファーマーは、国の法律に基づいた「持続性の高い農業生産方式」を導入し、土づくり、化学肥料・化学合成農薬の使用低減に一体的に取り組む計画を立て、県から認定を受けた農家のこと。ファームコネクトで営業を担当する村瀬雄太さんは「作物は鮮度が大切。収穫したその日のうちに直接発送する。『エコな農産物を直接』がモットーで、『エコチョク』と名付けた」と話す。

 エコチョクには現在船橋市の農家が8人登録している。「かまくら農園」「カンシローファーム」「定吉農園大介野菜」(いずれも船橋市印内)、「木村梨園」(神保町)、「石井農園」(本郷町)、「重兵衛農園」、野瀬元隆さん(高根町)、養鶏場を営む「奈良養鶏園」(馬込町)の8人。先の7人はエコファーマーの認定を受け、奈良養鶏園は2017(平成29)年、個人の養鶏園として日本初の「農場HACCP」の認証を受けている。市外では長野県の「こやま農園」と岩手県の「平泉自然農園」も登録している。

 開設から間もないが、契約農家が増え、出品すると完売が続くケースもあるという。消費者の購入のしやすさを考慮して、北海道と沖縄以外は基本的に送料無料。販売する作物は随時更新している。

 村瀬さんは「エコファーマーのように人や環境を考えて手間暇かけて作物を作っていても、その価値がなかなか認められていないのが現状。エコチョクで公的認定農家の作物のみを取り扱うことで、認証制度のことも知ってほしい」と話す。

 ファームコネクトは2020(令和2)年9月設立。村瀬さんと御滝中学校の同級生で野球部仲間でもあった石井宏一郎さん、後藤憲亮さんと共に、3人にとって身近だった農業の支援に特化した事業を始めた。主には農家のウェブサイトやオンラインショップの運用、PR活動、販促物のデザインなどを手掛けていたが、深く農家に関わるうちに、認定制度とそれがあまり知られていない現状を知ったという。

 トウモロコシをエコチョクで販売予定の「カンシローファーム」の田中裕之さんは「土づくりに豚肥や緑肥を使い野菜にうま味を与え、豊かな土壌になるようにしている。採れたて野菜は、味はもちろん、糖度や栄養価が高いのでぜひ味わってほしい。新型コロナで飲食店への出荷が減ったが、ネットで野菜を見てくれる人が増えているように思う」と期待を寄せる。

 村瀬さんは「農家が売り上げをアップし、消費者の喜びの声を聞くことで、その努力は還元されると考えている。全国の作物を取り扱い、加工品などのカテゴリーも増やして、多くの農家を援助していきたい」と抱負を明かす。生産者は随時、募集している。

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