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津田沼自動車教習所で交通安全イベント-「トヨタ2000GT」展示も

「今見ても素晴らしいデザイン」と佐野社長。トヨタ2000GTが展示された。

「今見ても素晴らしいデザイン」と佐野社長。トヨタ2000GTが展示された。

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津田沼自動車教習所(船橋市前原東3)で9月25日、秋の交通安全週間にあわせて「交通安全フェスタ」が開催された。

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3回目を数える同イベントは、同教習所に勤める職員からの提案で3年前に初めて企画された。同様の趣旨の「交通安全イベント」が都内や地方の中心都市などで行われているのを知った職員が、「千葉県にはこうしたイベントがまだない。ぜひ、当所で開催したい」と佐野博久社長に提案したのがきっかけになったという。

当初は、警察、消防、JAF、自動車ディーラーなど自動車関連各社による出店と、同社職員による模擬店などが主な内容だった。3年目となる今年、地域の学生にも協力を要請し、甲子園出場により話題となった「習志野高等学校吹奏楽部」をはじめ、「神田外語大学ダンス部」「千葉大学ジャグリングチーム」「東邦大学チアリーディング部」「千葉工業大学文化会鉄道倶楽部」などもイベントに参加した。

「回を重ねるごとに出店団体の出店ブースも趣向を凝らしたものになっている」(同社営業企画課長の南満さん)という同イベント。船橋市役所交通安全課は、酒酔い時の視野について疑似体験できる特製ゴーグルを装着する「酒酔い疑似体験」ブースを出店。家族と同ブースを訪れた寺島泰行さん(36)は「飲んで無くても気持ちが悪くなる。しらふの状態で体験すると危なさを実感できる」と、あらためて深酒の危険について認識したという。

 会場には、千葉トヨペットの協力で往年のスポーツカー「2000GT」も展示され、40代以上の男性らがカメラのシャッターを切っていた。同ブースでは子ども向けのメカニック体験も行い、人気を集めた。

同イベントの収益は、日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災地への寄付に充てられる。

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