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北習志野に居酒屋「びんすけ」-地元ファミリー層客に好評

幼なじみと兄弟の3人で創業した「びんすけ」。共同代表2人の名前から名づけられた

幼なじみと兄弟の3人で創業した「びんすけ」。共同代表2人の名前から名づけられた

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 北習志野駅から新京成線沿いの通りから一本入った路地裏に居酒屋「びんすけ」(船橋市習志野台3、,TEL 047-401-9575)がオープンしてカ月が経過した。

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 幼なじみの飯田敏明さん(31)と森祐次郎さん(31)の2人が、敏明さんの弟・飯田奨さん(28)を誘って3人で開いた同店。敏明さんの「敏」と、祐次郎さんの「祐」から「びんすけ」と名付けた。

 店舗面積は約24坪。席数は、テーブル36席、カウンター7席。過去に宴会で最大50人まで収容し。広めの座敷席があることなどから子連れのファミリー層や女性客の利用が多いという。

 料理長の森さんは学生時代から飲食業のアルバイトを数多くこなし、和・洋・中いずれも一通りの経験を持っている。3年前、敏明さんと創業の約束をして依頼、割烹居酒屋で和食の基礎を徹底的に学び直し大衆居酒屋に転職。素早く数多くの注文をさばけるよう、さらなる修業を積んだという。

 共同経営者の敏明さんは開業資金を稼ぐため、ケータイショップで働いた。学生時代から、ふとしたタイミングで森さんの手料理を食べ続けてきた敏明さんにとって、「うちにしか出せない料理を提供することができる」と「信じられる」パートナーが森さんだった。

 営業経験豊富で人当たりのいい弟の奨さんを誘って開業にこぎ着けた。

 料理は「やきとん」などの串焼きがメーンだが、「マグロとアボカドのポキ風」(609円)など、他店で見かけた料理を同店オリジナルの創作メニューとして取り込み提供することも。

 「とりわさ」(420円)、「生ハツ刺し」(580円)などの肉刺しにも力を入れている。グランドメニューは75種類ほどあるが、その日の仕入れで変わる「日替わり」も10~15種が手書きメニューに並ぶ。

 そのほか、缶詰を凍らせシロップごと氷として使う「フローズンミカンクーラー」「トロピカルパイン」「ピーチベリー」(各580円)や日本酒を凍らせて提供する「冷凍酒」(680円)などの変わり種やオリジナルドリンクもそろえる。

「アットホームな店を開きたかった」という3人。子連れ客の子どもにはおもちゃのサービスも用意する広い座敷があるので、お子さんにご飯ものを食べてもらって、お父さんが少しお酒を飲む、そんな使い方をしていただけたら」と敏明さん。

 現在は、週末を中心に満席になる日も多いという同店。

 営業時間は、17時~24時。(金曜日・土曜日は24時30分まで)木曜日定休。

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