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船橋市内企業が日本初の除菌消臭ミスト車開発 市民まつりで初披露

営業部長の秋元さん

営業部長の秋元さん

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 船橋の企業「東葛テクノ」(船橋市習志野台4)が7月27日・28日の船橋市民まつりで、日本初開発となるミスト車「ビクラスVAN」を熱中症対策の一環として披露した。

ミストで涼む人たち

 2003(平成15)年創業の同社は、伸縮継ぎ手を軸にさまざまな製品を取り扱う。これまでの技術や知識を活用して、2016(平成28)年に次亜塩素酸(HCLO)を利用した除菌消臭水「bclas(ビクラス)」を開発。「平成30年度船橋市ものづくりグランプリ」の認定製品にもなっている。

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 「暮らしを美しく」にちなんで名付けた「ビクラス」。瞬間消臭できるだけでなく、インフルエンザやノロウイルス、ロタウイルス、花粉や食中毒対策などにも効果があり、同社によると「第三者機関でも立証されている」という。「無着色・無香料で残留性がなく、直接触れても誤飲しても人体に影響がなく、日本食品分析センターによる試験も実施済み」とも。

 同社営業部長の秋元隆宏さんは「以前から、世の中に本当に必要なものを、民間の技術と実行力で提供していきたいと思っていた。このビクラスを利用して、祭りや建設現場などでの熱中症対策に活用していきたい」と経緯を話す。

 ホンダ車を使用した「ビクラスVAN」は、「動く非常用持ち出し袋」というコンセプトの下、除菌消臭水ユニットを搭載し、非常電源としても使用が可能で、必要な場所に自走して移動できる。

 問い合わせも多く、反響も大きいという「ビクラスVAN」。保育施設や介護施設、建設現場や屋外イベントなど、さまざまなシーンでの活躍が期待されている。社長の秋元正宏さんは「災害などの非常事態の時にも、ビクラスを利用することで病気のまん延を防げ、衛生面でもとても有効だと思う」と話す。「来年のオリンピックでも活用できれば」とも。

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