新京成グループの新京成リテーリングネット(船橋市高根台1)は9月10日、鎌ケ谷市の梨園で収穫されたナシやキウイを使ったジャムとジュースの販売を始めた。
新京成リテーリングネットは、新京成電鉄駅構内10駅にコンビニエンスストア「セブン-イレブン新京成ST店」を展開。ほかにも自動販売機・コインロッカーの設置を事業としている。
今回はうち新津田沼店、北習志野店、鎌ヶ谷大仏店、新鎌ヶ谷店、八柱北口店の5店舗で、新京成電鉄(鎌ケ谷市くぬぎ山)そばの農園「初清(はつせい)園」(松戸市串崎新田)が商品開発した「梨ジャム」「キウイジャム」(以上550円)、「梨ジュース」(500ミリリットル=850円)を販売。同園はナシを使ったバーベキュー用のタレも開発、9月初旬から販売している。
新京成リテーリングネットは「アクセスの良い駅構内のコンビニでも販売することで、より多くのお客さまに、地元の農園の方々の思いが込もった商品を手にしてもらえたら」と、地域貢献の一環で農園の商品を販売する。
新京成電鉄および新京成リテーリングネット広報担当者は「駅構内で展開しているコンビニの強みを生かし、これからも地域に根差した魅力ある店舗づくりに取り組んでいく」とコメントしている。