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船橋・薬円台に「船橋パン薬円台工房」 焼きたて食パン専門店

(後列右)阿曽雄貴店長

(後列右)阿曽雄貴店長

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 新京成線薬園台駅から徒歩約8分、成田街道沿いに9月7日、「船橋パン薬円台工房」(船橋市薬円台5)がオープンした。

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 同店は「パティシエが作ったパン屋さん」(石川県金沢市)という食パン専門店ブランドで、船橋市内では初出店となる。千葉県内では今年3月にオープンした「成田パン」(成田市東町)に続き2店舗目となる。

 店長の阿曽雄貴さんは今春から成田店で修業を積み、同店を開いた。阿曽さんは「地域を活性化したい思いがあった。仕事を通して地域を知り、地域も働く側もみんなが生き生きできて、よりよいまちづくりがしたい」と話す。

 商品は「生食パン」(1.5斤600円)、「焼き食パン」(同500円)など。「生食パン」の「生」は生クリームの意味。自然な甘みを出すために、北海道産の生クリームと蜂蜜と練乳を原料に使う。火を使わずに熱風のスチームで焼き上げることで、「時間がたっても柔らかく、きめ細やかな食感を演出し、焼き食パンはバターやジャムとの相性がよく、小麦の香りが感じられる」という。

 1日3~4回、焼き上がり時間を設定し、1回に「生食パン」「焼き食パン」計80本を焼き上げる。常に焼きたてを提供するため、大量生産は行わず数量限定で生産する。

 食パンの他にも甘食やラビトッツォ、ジャムなども販売。「甘食は懐かしいと感じて手に取るお客さまもいる。ラビトッツォは冷凍販売なので、お好みの解凍具合で食べてほしい。今は生食パンが一番人気だが、毎日食べて飽きがこないのは焼き食パン」と阿曽さん。既にリピーターも多いという。

 今後はフレーバー食パンとして、チョコ、チーズ、レーズン、小豆など順次メニューを増やしていく予定。

 阿曽さんは「生食パンは高級なイメージがあるが、気軽に買える雰囲気の食パン店を目指している。今後は若い方にも食べてもらいたい。地域に根付き、より多くのお客さまと働く我々も豊かな気持ちになれる店を目指す」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~売り切れ次第終了。月曜定休。

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