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船橋の放課後等デイサービス責任者が「準備指南」絵本 子どもの写真も一体に

絵本を手にする花光翔太さん

絵本を手にする花光翔太さん

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 放課後等デイサービス「すりーはーと」(船橋市前原西1、TEL 070-1497-3004)の指導責任者・花光翔太さんが12月1日、朝起きてから保育園や幼稚園、学校へ行くまでの準備を一つずつ進めていくアルバム絵本「じょうずにできるかな?」を自費出版した。

アルバム絵本「じょうずにできるかな?」

 花光さんは大学を卒業後一般企業に就職したが、昔から子どもが好きだったことなどから大学を入り直して教職に就いた。小学校の教員として船橋市内で勤務していた時期に、交流学級で障がいのある子どもたちと接する機会があり、障がいのある子どもたちのためにと教員を辞め今に至るという。

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 絵本は、朝起きて「歯磨き」「朝食」「トイレ」「着替え」「靴履き」「行ってきますのママとのハグ」「行ってきます」の朝の7つの準備を、イラストで時系列に分かりやすくページを組んでいる。そこにわが子の写真をセットすれば、わが子を絵本の主人公にした物語が完成するという仕掛け。

 花光さんは「子どもたちが朝の準備を自分で行えるようにするためには、やるべきことを分かりやすく提示する必要があり、同時に事前に見通しを持たせることもとても重要。夜寝る前にお母さんとお父さんと一緒に楽しく絵本を読み返し、朝起きてからの見通しを持たせることが大事」と話す。

 幼い頃から絵本が好きだった花光さんは「こんな本があったらいいのに」という思い描いていた理想の本を、無いなら自分で作ろうと思い立ち作ったという。同施設には東船橋教室もあり、主にダウン症や自閉症の子どもから大人までが両室で50人ほど通っている。教室の生徒のため、世の中の朝の支度の大変な母親たちのためにとの思いが強い。花光さんは「子どもは写真が大好き。撮影は大変だが、子どもの写真をセットすることで初めて完成し、すてきな思い出をいつまでも残していけるアルバム絵本になっている」と話す。

 発行に関する資金については、全てはカバーできなかったが、クラウドファンディングを利用したという。同書の売上金はアルバム絵本第2弾の制作資金にしたいと考えている花光さんは「障がいを抱えて誕生した子どもたちにも楽しく生活していける世の中を用意するために、家族みんなで笑顔になれるアルバム絵本を作り続けることが目標であり、現在の僕の夢」ときらきらしたまなざしで話す。

 自費出版のため書店には並ばない。1冊1,200円。問い合わせは電話かメール(shotaman0707@yahoo.co.jp)で受け付ける。

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