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船橋・八坂神社で「上棟祭」-120年ぶりの社殿建て替えで「餅まき」も

旧社殿は東日本大震災の影響でゆがみが生じたため建て替えが決まった

旧社殿は東日本大震災の影響でゆがみが生じたため建て替えが決まった

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 船橋市印内周辺の氏神として古くから地域に親しまれてきた八坂神社(船橋市印内2)で4月17日、約120年ぶりに社殿の建て替えをするのにちなみ上棟祭が行われた。

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 上棟祭とは、建物の柱や棟・梁(はり)などの骨組みが完成し棟木を上げる際に行われる神事。、1895(明治28)年に建設された現在の社殿は昨年の東日本大震災の影響でゆがみが生じたため、宮大工の診断を受け、新しい社殿が建築されることになった。

 総建築費は3,500万円。32人の氏子にからの寄進と145にも及ぶ近隣の住民や企業・団体などの寄付で建築費用が賄われた。建築完了は2013年6月~7月を予定。「今年の夏祭りには間に合わないが、来年の夏祭りには新しい社殿を使って祭りができそうだ」と氏子総代の田中昭文さん。「新しい社殿に興味を持ってもらって、近所の方にもぜひ見学に来てほしい」とも。

 上棟式終了後には餅まきも行われ、集まった近隣の住民に向け氏子らから投げられた180キログラム分の餅と60キログラム分の赤飯、駄菓子やカップラーメンに、近隣住民は歓喜の声を上げていた。

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