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市船サッカー部、京都橘に2-0で惜敗-最後の国立競技場に届かず

果敢にドリブル突破を試みる室伏航選手

果敢にドリブル突破を試みる室伏航選手

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 市立船橋高校サッカー部が、駒沢陸上競技場(世田谷区駒沢公園1)で1月5日に行われた「第92回全国高校サッカー選手権大会」準々決勝で、優勝候補の呼び声高い京都府代表京都橘高校と対戦したが、0-2で敗北した。

試合終了後に健闘をたたえあう両校(関連画像)

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 京都橘高校は今回が3度目の全国大会出場。創部は2001年、同好会として設立し、京都サンガジュニアユース選手を受け入れるようになり力をつけてきたという。

 全国大会の初出場は第87回大会(2008年)。2度目の出場となった前回大会(2013年)では、準優勝を果たしている。その際、現3年生の小屋松知哉選手が得点王に輝いた。

 攻撃力の高い超高校級エースを抱える両チーム。前半から多くのシュートを放つが、両校得点のないままに試合は折り返しに。後半開始早々の5分、ゴール近くでパスを受けた京都橘・小屋松選手はトラップで振り向きざまにDF2人をかわし、左足でそのままシュート。その後、26分には藤村洋太選手からのパスを左サイドで受け、右足でゴールに蹴り込んだ。

その後の、市船の猛攻も及ばず小屋松選手の2得点が決勝点となり市船イレブンの冬が終わった。
 今大会優勝候補同士の決戦とあって、関係者の間では「事実上の決勝戦」とうわさされ注目を集めていた。

 同時に卒業後Jリーグ入団が決まっている石田雅俊選手(J2京都サンガ)と小屋松知哉選手(J1名古屋グランパス)という超高校級エースを抱えるチーム同士の試合で、ナンバーワンエースの決定戦とも言われ注目を集めた。

 今年から改築工事が始まる現行の国立競技場。開幕戦・準決勝・決勝が行われるのは今大会が最後。高校サッカーの聖地として長い間、目標の場所とされてきた会場だけに関係者の思い入れも深く、今大会での準決勝進出は各チームともに目標の一つとしていた。

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