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八千代緑が丘駅で東葉高速鉄道20周年記念列車出発式

東葉高速鉄道20周年記念列車の出発式

東葉高速鉄道20周年記念列車の出発式

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 第三セクター「東葉高速鉄道」が4月27日、開業から20周年を迎え、臨時ラッピング列車の運行に当たり八千代緑が丘駅(八千代市緑が丘1)で出発式が行われた。

セレモニーに保育園児と熱心な鉄道ファンが集結

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 同鉄道が開業したのは2006年4月27日。同社の持ち株比率は、千葉県(32.8%)と船橋市(24.9%)、八千代市(22.2%)、東京地下鉄(12.7%)。2010年度決算から単年度黒字転換し2014年までに5年連続の黒字、2015年の決算も単年度黒字の見込みという。

 開業当初3000億円とも言われる建設費を投じたが、現在は約250億円の内部留保を有し、一時は3200億円まで膨らんだ開業当初の債務も2800億円程度まで圧縮が進んできたという。

 この日は、千葉県から副知事、船橋市から松戸徹市長、八千代市から秋葉就一市長、東京地下鉄から専務が20周年記念列車の出発セレモニーに参加。来賓を前に同社を代表して高梨國雄社長が「沿線の開発に伴って、開業当時7万人程度だった1日の平均利用者が、14万6000人程度まで倍増した。今後も安全とサービス向上に努めていく」とあいさつした。

 この日は、近隣保育園の園児たちが、車掌を務めた同社職員に花束を贈呈した。園児たちはその後、14時に同駅を発車した特別編成の記念列車に乗り込み、つかの間の沿線往復の旅を楽しんだ。

 セレモニーが行われたのは3番線ホームだったが、隣接する1番線ホームには鉄道ファンたちも駆けつけ、20周年記念ヘッドマークを付けた車両の雄姿を写真におさめていた。

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