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船橋のコーヒー専門店が刷新 焙煎スペース拡張、ギフトにも注力

店主の福嶋勘太朗さん

店主の福嶋勘太朗さん

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 東武アーバンパークライン馬込沢駅前商店街の一角にあるコーヒー専門店「magome coffee project」(船橋市馬込西1)がリニューアルして2カ月がたった。席数を減らし、焙煎(ばいせん)スペースを広げたほか、ギフトにも力を入れるという。

クリスマス等に用意したギフト

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 同店は2015年12月30日にオープン。ハンドドリップで入れるコーヒーを売りにカフェスペースを展開。当初は週2日の営業で本業を別に持っていた福嶋勘太朗さんが会社員の傍ら長年の夢だったカフェ経営の乗り出した。店舗面積は6.5坪。8席でスタートした同店は一時10席まで増席したが、今回のリニューアルで5席に。代わって大型焙煎機を店内奥に配置し、焙煎専門のスペースを広めに確保した。

 以前は看板の無い店としてSNSなどで「見付けにくい店」として知られ、「やっとたどり着いた」「ここにあった」などの投稿が話題を呼んでいたが、今回のリニューアルではシンプルながらインパクトのある店のロゴをあしらったテントを看板代わりに使う。

 約1年の営業経験を経て「コーヒー専門店として焙煎に力を入れていく」と、数日間、店を休んで改装を行った。今回の改装でも福嶋さん自らハンマーとのこぎりを握りDIYで行った。焙煎スペースと試飲スペースの間にオリジナルで発注した仕切り棚を設け、カウンターには大型のエジソンランプを使ったペンダントランプをあしらった。棚に使う木材は全てビンテージ加工を施すなどして雰囲気を盛り上げる。

 今回焙煎に大きくシフトしたことでギフトも充実させ通販にも力を入れるという。併せて、女性アシスタントスタッフも採用。「早くも(女性スタッフの)めぐちゃんのファンがついてくれた」と福嶋さん。これまで女性客の多かった同店だが、男性客の比率も上がってきたという。

 営業時間は10時30分~19時(金曜は22時30分まで)。月曜定休。祝日の場合は翌平日が休み。 

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