小さなログハウスの駄菓子店「ログの駄菓子屋さん」（船橋市馬込西2）が東武アーバンパークライン馬込沢駅近くにオープンして約半年が過ぎ、地元の子どもたちでにぎわいを見せている。

店内の様子(関連画像)

　同店は、同じ敷地内にあるリフォーム会社「誠建クリエート船橋本店」（船橋市馬込西2）が地元貢献の一環として始めた。

　店舗面積は3坪。店内で販売する駄菓子は10～50円、おもちゃは100円前後で、同社広報部スタッフが船橋市場などで仕入れたものを販売している。

　店番には近隣の高齢者を採用。早くも子どもたちから親しまれている。「開店前に子どもたちが店の前で待っていることもある。駄菓子屋は地域住民に喜んでいただくことを目指して作ったが、もともと駄菓子屋が好きな社長の夢でもある」と広報部の高木栄一さん。「ログハウスはかわいらしいイメージで目を引くよう、当社の大工が造った」とも。

　宮本義勝社長（39）は船橋市出身。宮本さんは約20年前に職人からスタートし、1996年に双子の兄・宮本貴嗣さんと大規模修繕工事などを請け負う「誠真工業」（八千代市勝田台南2）を立ち上げた。

　昨年7月に住宅リフォーム部門が独立し、今年4月、同所に本店を構えた。開店以来、同社は地元馬込町会や丸山町会の祭りに出店するなど地域活性化に貢献している。1階ショールームの一角に設けたレンタルスペースは、地域住民が気軽に利用することができる（1時間500円）。

　9月16日には敬老の日にちなんで同社のショールームと駐車場でイベントを開催した。10月29日にはハロウィーンイベントを開催予定。

　営業時間は15時～17時30分（土曜・日曜・祝日は10時30分～）。