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年内営業最終日を前に船橋市場がにぎわう マグロ解体ショーや2日間限定商品も

正月用海鮮などに多くの人出

正月用海鮮などに多くの人出

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 船橋市地方卸売市場(船橋市市場1、TEL 047-424-1151)が12月30日の年内営業最終日を前に、多くの人出でにぎわいをみせている。

マグロ解体ショーで捌いたマグロを購入できる(関連画像)

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 普段から一般客の買い物も可能で受け入れを広げている船橋市場では、毎月第1土曜に、イベントや一般向けの売り出しが行われている。近年では、イベント効果もあって多くの一般買い物客が足を運ぶようになっている。12月は特に人手が多く、30日の閉場を前に来場客が増える傾向にある。

 関連商業組合店舗では、正月用のおせち料理用の食材、肉類、鏡餅や正月飾りの花なども多く販売され、年末限定販売の焼豚の販売にも列ができていた。また、駄菓子問屋の山下商店には、小さな子ども連れの家族から正月用におもちゃを買い求める様子も見られた。

 水産店舗では、各店の鮮魚、エビ、カニ、明太子などに人だかりができていた。水産棟の入り口の大屋根の下では正月用の加工食材の販売も行われ、長蛇の列も。また、29日、30日の2日間は朝6時からマグロの解体ショーも行われ、その場で捌いたマグロの購入もできるようになるという。

 「今日は昨年の29日より若干人の入りが少ない気がするが、例年29日が少ないと、30日の来場が多い。明日の来場数も期待したい」と、水産店舗店主。

 今年初めて市場に来たという来場者も多く、人の多さや市場ならではの食材に驚きをみせる様子も。市内在住の70代の主婦は、「毎年年末にはここに買物に来る。人出が多くて、じっくり見るのは大変だが季節を感じるものがたくさんあって楽しい」と話す。

 30日が年内営業最終日となり、新年は1月5日から営業を開始する。

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