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船橋の商店街「夕すずみ会」でアンブレラスカイ 地域の活性化へ

会場の様子

会場の様子

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 船橋市内の金杉台団地商店街(船橋市金杉台2)で7月19日に行われた「夕すずみ会」のイベントで「アンブレラスカイプロジェクト」が披露された。

飾られたアンブレラ

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 主催は「金杉台街づくり委員会」。委員長の別府映子さんは、地域住民の高齢化などで一度なくなってしまった「夕すずみ会」を復活させたかったことから、それまであった自治会や商店街委員などの垣根を払い、新たに同委員会を立ち上げた。

 夕すずみ会では同委員会メンバーの形山昌樹さんが企画した「アンブレラスカイプロジェクト」が行われた。形山さんは金杉台団地商店街で高齢者支援として、デイサービスやグループホームのほか、高齢者も働ける仕組みを取り入れたカフェ「カフェ・ド・ステラ」などを経営する。

 カラフルな傘が街中を彩り、日本でも広がりを見せるポルトガル発祥の「アンブレラスカイ」。形山さんは「通りすがりの人が携帯で写真を撮っている姿を見るのがうれしい。季節にあったものをぶら下げて金杉台団地商店街の名物になればいいと思う」と笑顔で話す。

 当日は金杉台小・中学校合同の吹奏楽演奏で始まり、金杉台小5・6年生有志によるソーラン節で会場はにぎわいをみせた。会場にいた70代の女性は「傘がきれいで素晴らしい。金杉台団地はね、みんなの絆が強くて良い街だよ」とうれしそうに話した。子連れの主婦は「毎年楽しみにしている。なくならないでほしい」とも。

 アンブレラスカイプロジェクトの本番は、8月24日・25日の「金杉台なつまつり」。傘の数が倍に増えるという。

 24日は13時から「流しそうめん」を実施、24日・25日は17時から太鼓演奏、盆踊りを開き、夜店も出る。

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