千葉ジェッツふなばし（以下、ジェッツ）によるシーズン報告会が6月4日、ららぽーとTOKYO-BAY（船橋市浜町2）北館中央広場で開催され、富樫勇樹選手、荒尾岳選手、大倉颯太選手、クリストファー・スミス選手らが会場を訪れた。

動画や写真に選手らを収めるブースターたち＝千葉ジェッツ・富樫選手ら、ららぽーとで報告会　早朝からブースターが列

　ジェッツは2022-23シーズンにおいて、天皇杯優勝、Bリーグ（B1）東地区優勝と2冠を達成。先月末、B1チャンピオンシップ決勝まで進出したが3冠達成とはならず準優勝となった。

　15時から行われた「フライトクルーチアリーダーズ STAR JETS」によるシーズン報告会＆撮影会に続いて、4人の選手によるシーズン報告会＆撮影会が行われた。

　チアリーダーズ「STAR JETS」の報告会では、メンバー全員が一人ずつ感謝の言葉をブースターに届け、その後、今シーズン最後となる全員でのパフォーマンスをスペシャルバージョンで披露した。

　その後、富樫勇樹選手、荒尾岳選手、大倉颯太選手、クリストファー・スミス選手の4選手がステージに登場。ブースターからは大きな歓声が上がった。

　ステージでは、ジェッツの地域振興キャラクター「マスク・ド・オッチー」が司会進行を務め、4選手にさまざまな質問を投げかけた。「試合に関することはいろいろな場所で話しているので、今シーズンでの裏話を聞きたい」と尋ねると、荒尾選手が「バッシュ（バスケットシューズ）を忘れたことが5回くらいある」と答え、会場は笑いに包まれた。

　スミス選手は「天皇杯のとき、釧路空港まで行ったのに悪天候で飛行機が降りられず引き返し、翌朝の飛行機で再度釧路に行き、着いてすぐに第1試合で戦って勝利した」と振り返った。

　最後に富樫選手はブースターに向かって「悔しい形で終わったが、来シーズン、また良いチームを作っていき、期待してもらえるようにやっていく」と伝え感謝の意を表すと、荒尾選手も「これからも応炎（援）してほしい」と続けた。

　大倉選手も「シーズン途中から声出しでの応援が解禁となって、皆さんあってのジェッツなんだと感じた」と続けた。クリス選手は「どこに行っても応炎があって心強かった。今シーズン、高い場所に行けたのも、皆さんのおかげ」と伝えると、ブースターからは大きな拍手が寄せられた。

　朝7時から並び、八千代市から参加していたブースターのヒロシさんは「今はありがとうの気持ちでいっぱい。皆さんにありがとうと伝えたい」と話し、電飾ジェッツマンさんは「シーズン通して、多くの勝利を見せてもらい感謝」とマスクに電飾で「ありがとう！」と映し出していた。