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「船橋ジャズフェスタ2014」-8日間8店でジャズ尽くしの夜

ブルーの衣装で歌う河村留理子さん

ブルーの衣装で歌う河村留理子さん

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 船橋市内各地の飲食店や美容院などの店舗を会場にした「船橋ジャズフェスタ2014」が8月3日~10日の8日間開催され、各会場で盛り上がりを見せた。

ビストロ・ヒロ会場の様子(関連画像)

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 同イベントは市内を中心とする8店舗を8日間で回り、毎晩ジャズを楽しもうというもの。共通パスポート(2,000円)のうちわがあれば全日程に参加可能で、当日限定の「ジャズごはん」と1ドリンクを楽しみながら音楽に酔いしれることができる。発起人は船橋市夏見出身のジャズシンガー河村留理子さん(32)。

 地元・船橋を中心に都内でも活動する河村さんが、「気軽にジャズを楽しめる場所を船橋に作りたい」と同企画を立ち上げた。8日間の全日程のボーカルを河村さんが担当し、共演者は日替わりで演奏を担当した。

 連日の演奏テーマを「ビッグバンドジャズ」「タップジャズ」「タンゴジャズ」「ボサノバジャズ」「カントリージャズ」「デキシージャズ」「サンバジャズ」「ディズニージャズ」と設定。「このようなジャンル分けがあるわけではないが、皆さんがどんなジャズなのかをイメージできるようにした」と河村さん。

 ビストロ・ヒロ(本中山3)で8月8日に行われた演奏のテーマは「デキシージャズ」。ブルーの衣装を身にまとった河村さんと、バンジョー奏者永生元伸、トランペット奏者小森信明、チューバ奏者小嶋伸元のトリオ奏者が共演。「テネシーワルツ」や河村さんのニューアルバムに収録されている船橋の歌「My Lovely Town ~おうちへ帰ろう~」など、柔らかい歌声が会場内に響いた。

 「以前から河村さんのライブに足を運んでいる。地元で活動されている方を応援したいし、音楽と食事が楽しめるのがうれしい」とライブを聴きに来た保坂さん。

 河村さんは尚美学園大学在学中にジャズ系ライブハウスでステージデビュー。ニューヨークでシーラ・ジョーダン氏に師事。その後、フランス、アイルランド、スペインに渡ってその土地の音楽に触れ、音楽の幅を広げた。

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