プレスリリース

【古墳・はにわ好き必見】殿塚古墳・姫塚古墳発掘70周年記念シンポジウムを開催

リリース発行企業:千葉県山武郡芝山町

情報提供:

昭和31年、千葉県芝山町にある古刹、芝山仁王尊・観音教寺の発案により、早稲田大学の滝口宏教授によって殿塚古墳・姫塚古墳の発掘調査が行われました。この調査は多くの地域住民が協力し、地域ぐるみの発掘となりました。この結果、現在重要文化財に指定されている「千葉県殿塚古墳・姫塚古墳出土埴輪」が出土するなど、大きな成果をあげました。また、前年に誕生した芝山町にとって、出土した埴輪は町のシンボルとなり、現在の「芝山町=埴輪・古墳」というイメージ形成に大きな影響を与えました。
シンポジウムでは、遺跡や出土品を地域振興やまちづくりにどう活かしていくかをテーマに、「芝山はにわ祭」など埴輪を活かしたまちづくりを進めてきた当町の取り組みについて、その歴史と現状、将来について議論していきます。

シンポジウムちらし

講演情報

日時 令和8年9月27日(日) 正午開場 午後0時30分開演 午後4時終了予定
会場 芝山文化センター(千葉県山武郡芝山町小池973 電話0479-77-1861)
共催 観光考古学会、芝山町、芝山町教育委員会
後援 芝山町観光協会、ヒストリーパークしばやま活用推進協議会、芝山はにわ祭実行委員会、芝山古墳・はにわ博物館友の会、しばやま郷土史研究会

プログラム

・基調講演1「地域振興と観光考古」 観光考古学会会長 坂詰秀一
・基調講演2「わが国の遺跡まつりの現状と芝山はにわ祭」 尚美学園大学名誉教授 櫻井凖也
・報告1「殿塚古墳・姫塚古墳の発掘と出土埴輪の活用」 芝山町立芝山古墳・はにわ博物館 館長 奥住 淳
・報告2「芝山はにわ祭の現状と将来展望」 芝山はにわ祭実行委員会 委員長 稲垣 弘
・報告3「古墳・はにわを活かした観光PR活動」 芝山町観光協会 会長 平田冬樹
・ディスカッション 司会 橋本眞紀夫(観光考古学会)

申込方法

二次元コードまたは下記URLからお申し込みください。
申込URL:https://forms.gle/227LRAr4BwoMRvg6A
※上記の申込みが難しい方は、観光考古学会事務局へメールまたは電話にてお申し込みください。
 メール jim@kanko-koko.jp
 電話 03-6206-2190
申込期限 9月25日(金)午後5時

申込み二次元コード




千葉県芝山町とは

芝山町は、千葉県北東部・成田国際空港のすぐ南側に広がる、里山の風景が残る農業が基幹産業の町です。空港にも九十九里海岸にもアクセスしやすい立地が特徴です。古くから埴輪が多く出土し、芝山仁王尊観音教寺・芝山古墳群など歴史・文化財にも恵まれた、自然と歴史、そして空の魅力がぎゅっと詰まったまちです。

千葉県芝山町ホームページ
https://www.town.shibayama.lg.jp/

芝山古墳・はにわ博物館

昭和63年に「房総の古墳と埴輪」をテーマに開館。令和6年に重要文化財に指定された「千葉県殿塚古墳・姫塚古墳出土埴輪」をはじめとして、関東でも有数の埴輪の宝庫であるこの地域の埴輪約180体を一堂に集めて展示しています。また、古墳時代の衣食住の様子も紹介し、「芝山はにわ祭」の古代衣装や復元した竪穴住居もあります。

芝山古墳・はにわ博物館ホームページ
https://www.haniwakan.com/index.html

博物館外観


博物館展示風景

https://www.youtube.com/watch?v=FBjF8kBONm0

芝山古墳・はにわ博物館PR動画

殿塚古墳・姫塚古墳

横芝光町中台に所在し、17基で構成される芝山古墳群(中台古墳群)の中心的な古墳。昭和31年に芝山仁王尊・観音教寺が主導して、早稲田大学考古学研究室が発掘調査を行ったところ、造形美あふれる人物埴輪や動物埴輪が列をなすように出土しました。調査は、地元の青年団・婦人会・消防団・中高生も参加した地域ぐるみの発掘となりました。殿塚古墳は墳丘長約89m、姫塚古墳は墳丘長約59mの前方後円墳で、ともに二重の長方形周溝を有しています。
昭和33年に国指定史跡。被葬者は、武社(むさ)のクニ(現在の千葉県山武郡北部)の支配者(国造)に連なる人物と想定されています。

殿塚古墳・姫塚古墳空撮写真(中央右が殿塚古墳、左が姫塚古墳)

千葉県殿塚古墳・姫塚古墳出土埴輪

昭和31年に観音教寺と早稲田大学による学術調査が行われ、多数の形象埴輪が出土しました。この調査は、地元住民もさまざまな面から協力し、地域ぐるみの発掘となりました。
特に姫塚古墳では、墳丘北側から各種の人物埴輪・動物埴輪が原位置をほぼ保った状態で列をなすように出土し、埴輪を用いた祭祀の有り様をよく表しています。出土した埴輪は美豆良(みずら)を結い、顎髭(あごひげ)をたくわえ山高帽(やまたかぼう)を被った男子、馬とそれを引く馬子(まご)、巫女(みこ)と考えられる正装した女性像など多彩であり、大形かつ精巧で造形に優れた個体が多く、特に男子像はその風貌が独特で、この地域における埴輪の特徴をよく示しています。
これらは、東日本を代表する造形の優れた埴輪群であり、関東地方における古墳時代後期の埴輪祭祀の盛行を伝えています。また、古墳における埴輪の配置状況が明瞭な事例として大変貴重であり、高い学術的価値を有しています。
令和6年8月27日、国の重要文化財に指定されました。
 

姫塚古墳から出土した埴輪

https://www.youtube.com/watch?v=5ZboY96FP-Q

千葉県殿塚古墳・姫塚古墳出土埴輪紹介動画

芝山はにわ祭

古代衣装を着た古代人が殿塚古墳・姫塚古墳に降臨。古代人は芝山仁王尊・観音教寺や芝山公園で現代人と交流します。毎年11月第2日曜日に開催される(令和8年は11月8日(日)開催)芝山町最大のお祭りです。

殿塚古墳に降臨した古代人


第41回芝山はにわ祭特設ページ
https://www.haniwakan.com/matsuri/41haniwa.html

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