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船橋・咲が丘に手作りパン店「オンシジューム」 型にはまらない商品作り目指す

店内に並ぶカラフルなパンの数々

店内に並ぶカラフルなパンの数々

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 二和向台駅から徒歩10分ほどの場所に手作りパンの店「オンシジューム」(船橋市咲が丘3、TEL 047-401-7306)がオープンして間もなく2カ月を迎える。

店舗外観(関連画像)

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 「無類のパン好き」を自称する店主の服部英昭さん(39)は高校卒業後、パンの専門学校に通い勉強を続け、学生時代から現在まで、あちこちのパン店を巡り常に研究を続けているという。

 同店は以前、白井市内に約6年間店を構えていたが、実家のある船橋で店を開こうと1年ほど場所を探していた。以前のパン店が移転のため空き店舗になったことを聞きつけ、同所に移転したという。店名は、花言葉の一つである「遊び心」の意味を持つ花「オンシジューム」から名付けた。

 これまで服部さんは独自のアイデアをパンに生かしたり、子ども向けのイベントを行ったりもしてきた。「作り手としても遊び心を常に持ち、型にはまらない商品作りや企画をしていきたい」と話す。

 店内に並ぶパンは約50種類。パンも中身のフィリングも手作りにこだわり、冷凍生地は一切使わず、毎日粉からこね上げる。「お客さまになるべく焼きたて、揚げたてを食べてもらいたい」と、一度に大量に作るのではなく、少量ずつ焼き上げている。

 一番人気のパンは「オンシジューム食パン」(230円)。自家製カスタードクリーム入りの「クリームパン」(130円)や「明太子フランス」(190円)、塩豆を使った生地に塩あんと求肥(ぎゅうひ)が入った「塩豆大福あんぱん」(170円)も人気だという。長時間熟成させた「バタール」(230円)や、焼き上がったレーズンパンをラムシロップに浸し、アーモンドのクッキー生地をかけた「アーモンドボストーク」(170円)なども販売する。

 「オープンして2カ月弱でやっとペースがつかめてきた。地元に根付く店になれるよう、長く頑張っていきたい」と服部さん。

 営業時間は9時~18時。火曜・第1第3水曜定休。

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