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「ビックカメラ船橋東武店」開業 初の百貨店出店、女性客を意識

店舗内観

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 東武百貨店船橋店(船橋市本町7)の東側エリア2階と3階に11月17日、「ビックカメラ船橋東武店」がオープンした。

店長の和歌山さん(関連画像)

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 同店は全国展開するビックカメラの40店目で、初の百貨店出店となる。売り場面積は約1270坪。約453坪を有する「ビックカメラ船橋駅FACE店」(本町1)と合わせると、ビッグカメラ池袋本店に匹敵する規模となるという。「船橋駅FACE店」は同日リニューアルオープンし、文具や酒類の取り扱いも始めた。

 船橋東武店店長の和歌山大さんは「品ぞろえは安いものから高価なものまで幅広い。船橋駅FACE店の客層は7~8割が男性や若者だが、百貨店のメインとなる女性客が入りやすいレイアウトにした。木目調の什器(じゅうき)を使うなど百貨店ならではの落ち着いた雰囲気」と話す。

 東武百貨店2階東側の入り口付近には美容家電やフィットネス関連商品を配置。売り場の中心部には女性に人気の調理家電を置いている。生活家電以外にも薬、日用品などのドラッグコーナー、ゴルフ用品、自転車なども取り扱う。売り場の奥にはリフォーム相談コーナーも設ける。

 3階にはテレビ、オーディオ、カメラ、パソコンのほか、スマートフォンの売り場が女性婦人服売り場に隣接。木目調の什器にスマートフォンやカバーなどスマートフォン関連商品を陳列し、スマートフォン、インターネットの相談受付カウンターには22席を用意する。和歌山さんは「同店での従業員は約110人。接客にも力を入れている」と話す。

 家庭用ロボットやVR(バーチャルリアリティー)も取り扱う。おもちゃ売り場にはゲームから知育玩具、プラモデルなどを幅広くそろえるが「5階の玩具売り場とは共存できるような品ぞろえにしている」という。「サービスサポートカウンター」も設置し、パソコン・スマートフォンなどのサーポート、家電修理、買い取りも行う。修理は同店以外で購入したものにも対応する。

 現在、東武百貨店船橋店全館でオープン記念イベントを展開している。今月22日まで。

 営業時間は10時~21時。

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