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船橋港で地球環境イベント-新旧南極観測船「しらせ」を会場に園児ら招く

新旧「しらせ」が並ぶ(手前が現役の「しらせ」)

新旧「しらせ」が並ぶ(手前が現役の「しらせ」)

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京葉食品コンビナート内サッポロビール前の南埠頭(ふとう)に昨年より係留されている南極観測船「SHIRASE」と、その横に係留されている現役「しらせ」で9月30日~10月2日、地球環境を考えるイベントが開催された。

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「地球環境」をテーマとする同イベント。メーンイベントとなる乗船体験では、南極観測に携わる「しらせ」の現場や歴史についてふれ、環境問題を考えさせる展示が多数用意された。

 当日は、若松幼稚園(船橋市若松2)の園児約130人が保護者と共に見学に訪れた。現役「しらせ」に乗船し、海面から約23メートルに位置する艦橋ブリッジの艦長席からの展望を楽しんだほか、南極の氷山から切り出した氷に触れ、南極に住む魚の標本などを観察。その後、南極観測船が進歩してきた歴史を知ることができる比較模型で南極観測に関する技術の進歩を学んだ。

 艦長席に座って眺望を楽しんだ三浦拓真君(6)は「艦長席からの眺めが気持ちよかった」と話す。翌10月1日は搭乗体験のほか海洋少年団らによる手旗信号、特別講演「白瀬~SHIRASEのチャレンジストーリー」などが行われた。最終日となる2日は、地元有志によるヨットの歓迎帆走なども行われた。

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