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船橋漁港で江戸から続く伝統行事「水神祭」-あいにくの雨天開催に

神事は、猿田舞など4座が奉納された

神事は、猿田舞など4座が奉納された

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 船橋市漁業協同組合が4月3日、船橋の漁師が江戸時代から季節の変わり目の日に行ってきた「水神祭」を、船橋漁港(船橋市湊町3、TEL 047-433-1125)の荷さばき所で開催した。

来賓としてあいさつする前内閣総理大臣の野田佳彦さん(関連画像)

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 同祭は、冬の漁から春の漁に切り替わるタイミングに合わせて海上の安全と豊漁を祈願して実施してきた、市の無形民俗文化財に指定されている神事。

 例年、大漁旗を掲げた船上で行われている神事やそのほかの式典だが、昨年は荒天のため、今年もあいにくの雨天に見舞われ、屋根のある荷さばき所に会場を変更して実施した。

来賓として訪れた前内閣総理大臣の野田佳彦さんは、「ふなっしーに負けじと船橋の江戸前をアピールしていただきたい」とあいさつした。

同組合代表理事組合長の滝口宣彦さんは「昨年は嵐にたたられ、今年は大風がなくなった。来年は晴天を約束する」と来場者に向け、2年連続の雨天決行に対してあいさつした。

 神事は、猿田舞など4座が奉納され、神事が終わると大漁旗を掲げた漁船が沖に出て五穀をまき、大漁を祈願した。

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