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船橋大神宮で毎年恒例の奉納相撲 熱い取り組みに大歓声

全国各地から約50人が出場

全国各地から約50人が出場

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 船橋大神宮(船橋市宮本5)で10月20日、毎年恒例の奉納相撲が行われ、全国各地から約50人が出場した。

左からミカミ君、島村君、西島君

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 昨年は雨のため中止になったが、今年は天候に恵まれ、来場者は150人を超えていた。今年は開催日が土曜日だったため、福岡や神戸など遠方からの参加者も多かった。

 奉納相撲は、1590年に徳川家康が東金へタカ狩りに行く途中に船橋御殿に宿泊した際、地元住民らが家康をもてなすために漁師の子どもたちを集めて相撲を取る姿を見せたことが起源といわれている。これを大いに喜んだ家康は船橋大神宮に奉納し、それ以降は毎年10月20日の船橋大神宮例祭に合わせて行われている。

 同大会には関東大会の出場経験を持つ旭中学校3年の島村航太君や世界大会出場経験を持つ柏市の西島悠来君(小6)らも参加。「大人との取り組みはなかなかないので、いい経験」と話した。

 午前中、個人戦では全員が勝つまで取り組みが行われ、全員に報酬が渡された。午後の団体戦は10組が参加。土俵では熱戦が繰り広げられ、来場者たちは歓声を上げ、盛り上がりを見せた。昼ごろには、参加者や来場者に地元自治会による赤飯やみそ汁、甘酒が振る舞われた。

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