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「船橋のなし」が主人公のミュージカル、一般公開へ 船橋ゆかりの音楽家も出演

ミュージカルで流す曲のセッションにも熱が入る

ミュージカルで流す曲のセッションにも熱が入る

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 「梨の実ナッチのNANANAミュージカル『フルーツポンチ!~怪盗サンバガラスあらわる!~』」の公演を前に、出演者よる稽古が佳境を迎えている。

「船橋のなし」が主人公のミュージカル、一般公開へ 船橋ゆかりの音楽家も出演

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 同ミュージカルは船橋市在住の脚本・演出家の岡元邦治さん、船橋市出身でシンガー・ソングライター、音楽監督で歌唱を指導する小松優一さん、市内を中心に活動するダンサー、振り付け・ダンスを指導するむーみんさんをはじめ、船橋を拠点とするクリエーターが制作。出演は小松さん、市内在住シンガー・ソングライターのLiCaCoさんをはじめ、船橋を拠点に活動するミュージシャンとダンサー10人。

 ストーリーは、船橋市の名産品「船橋のなし」を主人公に、リンゴやパイナップルなどの果物の個性や多様性、成長を通して、子どもたちに夢や可能性を見せる内容。企画は「船橋365音楽プロジェクト(ふなおん365)」代表の鈴木浩之さんと共同代表を務める小松さんが、岡元さんに話を持ち掛けたという。

 初演は1月21日、古和釜幼稚園(船橋市松が丘4)で行われた。「今回の公演から2部制にし、前半は船橋ゆかりのアーティストの生ライブステージを楽しめるようにした」と岡元さん。「子どもだけでなく大人も満足できる内容を追求した」という。

 ライブステージの見どころは、耳慣れた日本の童歌や童謡を、出演アーティストがアレンジしている点。ライブ中は出演ダンサーのダンスパフォーマンスも披露する。

 後半のミュージカルでは、岡元さんが7月に開いたワークショップで参加した子どもたちと描いた果物やカラスが登場するほか、むーみんさんが指導した「NA NA NA なしダンス」を来場者も一緒になって踊ることができるという。

 岡元さんは「ミュージカルやダンス、絵などを『アート』として大きくくくって人と人とをつなぎたい。出演者やスタッフなども含め、皆で何か一つの感動を作り上げたい。そして、ミュージカルの最終盤には、テーマソングの『NA NA NA なしダンス』をお客さんも歌ったり、踊ったりして楽しんでもらえたら」と話す。

 公演は8月20日、市民文化創造館(きららホール=本町1)で行う。1回目=14時開演、2回目=17時30分開演。チケット料金は、大人(中学生以上)=3,000円、子ども(年少~小学生)=1,000円、3歳以下(ひざ上鑑賞)無料。

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