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ふなばしアンデルセン公園で企画展「BAMBOO×ねこのHOPPE~音の風景~」

展示室2の様子

展示室2の様子

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 「ふなばしアンデルセン公園子ども美術館」(船橋市金堀町、TEL 047-457-6661)で現在、企画展「BAMBOO×ねこのHOPPE~音の風景~」が開催されている。

コラボ作品

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 同展は、美術家・松本秋則さんと妻の、同じく美術家である松本倫子さんによるコラボレーション作品と、秋則さんの作品をメインとした2つの展示で構成。秋則さんの作品展示は今回で3回目。

 コラボ作品は、秋則さんが作る竹素材のサウンドオブジェに倫子さんの色鮮やかに描かれた愛猫「HOPPE(ほっぺ)」が乗った造形作品。2つの造形物が共鳴し合う空間になっている。

 大きなスクリーンにサウンドオブジェと自然の枝が重なり合って映し出す作品もある。竹と竹が奏でる素朴で軽やかな音色は、即興の和音を奏でながら、スクリーンに映し出される枝と竹を使った動く影絵と混ざり合う。

 秋則さんは「私たちは猫の『ほっぺ(HOPPE)』を飼っている。『ほっぺが乗り物に乗って空を飛んでいる作品が作りたい』と突然、妻が言い出た。彼女は今まで『ほっぺ』の絵を描いていたが、頭の中では立体の『ほっぺ』が私の創作したオブジェに乗っている映像が浮かんでいる」と創作のきっかけを話す。「彼女は妄想を抱くように突然アイデアが降ってくる。私は彼女のアイデアを作品にするにはどうしたら良いかと試行錯誤を繰り返し、完成したのが今回のコラボ作品」とも。ほかに竹のサウンドオブジェと自然素材を組み合わせたアナログの動く影絵の展示もある。

 同館の永島邦行さんは「お二人の愛猫がモチーフの『HOPPE』を眺めていると、その愛嬌ある姿と色鮮やかな色彩から明るい気持ちになる。竹のサウンドオブジェ、枝とかずらの影絵にはどこか懐かしさを感じ、竹が奏でる素朴な音色に心を癒やされる」と話す。

 現在の開園時間は9時30分~17時(9月1日以降の平日は16時まで)。9月6日・13日休館。9月26日まで。

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