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メード・イン・船橋の映画「ファーストミッション」、都内の映画館で再上映

廣瀬直船堂の11代目店主(左)とHAYATEさん(右)

廣瀬直船堂の11代目店主(左)とHAYATEさん(右)

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 船橋出身・在住のアクション俳優HAYATEさんが主演・脚本を書き、総合監督を務めた映画「ファーストミッション」が5月27日から、都内の映画館で再上映されている。

撮影にも協力している「廣瀬直船堂」

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 同作品の監督も務めるHAYATEさんは船橋小学校、船橋中学校の卒業生。15歳で古流空手に入門し、免許皆伝を受け、道場の指導者を任されるまでになった。その後、パルクール競技者などを経て俳優デビュー。俳優活動と並行してパルクールを使った空間アクション演出などで、アクション界で活躍する。

 今回の映画はコロナ禍において仕事が激減する中、「不要不急と位置付けられたエンタメで世の中に活力を与え、映画館に人が戻ってほしい」と業界の仲間に声を掛け、撮影チームと役者をそろえ、クラウドファンディングを実施。最低限の予算を確保し、撮影に挑んだ。

 作品は、脳卒中当事者も企画から参加し、ハンデがある人もない人も活躍できる場があることを伝える作品。実際にキャストやスタッフにも障がいのある人が複数参加した。現在はHAYATEさんの同級生が営む市内の老舗和菓子店「廣瀬直船堂」(船橋市本町3)をはじめ、船橋港親水公園など、全編船橋市内で撮影した。

 劇場で販売するパンフレット内には「船橋自慢のお店ご紹介」のページを設け、各店のスタンプを集めて「廣瀬直船堂」に持参すると特典があるスタンプラリーも実施している。「都内からスタンプラリーに来た方もいた」と廣瀬直船堂の店主は話す。

 「すべてがメード・イン・船橋。船橋の活性化にもつながれば」とHAYATEさん。「映画館を元気にするという目的もあり、基本的には映画館での上映で展開している。ぜひ、たくさんの人に見てほしい。船橋でも上映できる場所があれば、ぜひ検討したい」と意気込む。

 上映館は「池袋HUMAXシネマズ」(東京都豊島区)。上映は6月2日まで。

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